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日常美学という哲学



”そろそろ求職活動を、と思っているがこの生活が居心地良く、「なかなかその気になれずにいます」と笑う。

 無職になって8カ月。友達からは「毎日何しているの」と不思議がられているらしい。

 「日記、家計簿、掃除に縫い物。けっこう毎日忙しいんですよね。自分のためだけにこうやっていることがとてもゆたかだと思っているし、心底楽しい」”

                            〜『東京の台所 2』


<取材こぼれ話>

『「ふつうの暮らし」を美学する  家から考える「日常美学」入門』 (光文社新書 )を、書評で取り上げたことがあった。(『サンデー毎日)

日常美学という哲学を初めて、暮らしの現場で理解できた。



文 大平一枝

写真 本城直季

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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