top of page

情報格差と秘宝@京都


IMG_0923

夫の実家の京都へ、娘とふたり旅。コドモというのは、1000%絶対やらないから置いていけと言うのに、やりもしない夏休みの宿題を荷物に詰めるのはなぜだろう。そして、もれなく1度も開かずに持ち帰る。 大文字ということもあるのだろう、街中に金髪の人が溢れていた。その多くが浴衣を着ている。 実家の泉涌寺には、雨後の筍のようにゲストハウスが何軒も。 半年見ない間に京都の光景は、だいぶ変わっていた。 甘味の人気店、茶寮都路里は長蛇の列。地元民の義妹が 「あそこもおいしいですが、都路里でなくても美味しい甘味の店はたくさんありますよ」と、いつも連れて行ってくれるのが京飴屋の祇園小石。数分並べば入店できる。 さんざんメニューとにらめっこして、最後に頼むのはけっきょくいつも同じ「黒糖みるく」のかき氷。 きめこまかくやわらかな氷の中から、白玉や寒天などがザクザク出てくるのが嬉しい。 そして泉涌寺境内を散策。 ここにかぎらず、全く人っ子一人いないのに素晴らしいお寺が京都には山ほどある。 情報格差によって、隠れたお宝スポットは隠れたまま。それでいいし、それがいい。 (写真) 祇園小石の黒糖みるく。期間限定シリーズ(すだち氷や白桃氷)と悩んだ末にいつもこれになる 泉涌寺。国の重要文化財、府の指定文化財があちこちに。静寂、ここに極まれり。

bottom of page