さよなら、おばばたちの青春。
娘、高校卒業式。 6年間、苦楽を共にしたママ友たちと、結局4時の謝恩会から22時過ぎまで飲み続けた。 国立組は発表前なので、この時期の卒業式は、母も子もちょっぴり、つらそうだった。 思えば、6年間このお母さんたちと、たまに会うと必ず、それこそ浴びるように飲んでいた。 あれはストレスなのか、なんだったのか。専業主婦も働く母も 境界線なく、いくらでも話すことがあった。 誰かが悩んでいると、誰かが自宅まで駆けつけている。 子どもが学校をやめても、母らは変わらず交流が続く。不思議な絆だった。 そんなこんなを思い出していたら、謝恩会でひとり、涙が激漏れ。 二次会は、転校したママも合流。 今日はひとまず、母たちの卒業式でもある。 酔っ払って自転車で帰って(違法です)、朝起きたら 白いパンツにタイヤの筋がくっきりとあり 私はどこかで車に轢かれた模様。 それを報告すると、またやんややんやとママたちは飲んでたっけな。 あれは本当に轢かれたのか・・・? 謎だ。 結構苦しい学校生活だったが 母も子も、人に恵まれた。教師と友。けっきょく人は人にしか救わないんだなーと思う。 (写真) 赤点をとるたび、あまりにも学校に呼び出されるため、終業式はあらかじめ仕事を空けておくようになった。 職員玄関の受付の方にも、最後は半分、顔パスで応接室に通されるありさま。 ほぼ毎回しょぼくれて歩いた通学路を、自分は通学していないのに記念に撮りたくなった。さよなら、青春。