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秋深し。

今年も私が一番好きな季節、秋が短かった。 だってもう、タレントがサンタの格好をしてイベントに出始めている。 忘年会の出欠も1通来たし、出版界の恐怖の前倒しスケ「正月進行」という言葉が編集者から出始めている。 今日は「年内に数本取材を進めておきましょう」といわれた。期限がもう年内という言い方なのか。 空が高く、木々の葉は美しく、豊穣を祝う祭りと実りの日本が一番美しい季節なのだがなあ。 といいつつ、ちかぢかパリに行くため半徹の生活が続いている。 家の中も目の下のクマもすごいことになっていて 秋の夜長どころではない。 1年が、もうひと月多くあるといいのに。というようなことをだいたいこの時期に書いて、忙しぶっているみたいな自分が嫌だなと思うのも毎年のこと。

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