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パリ休暇

パリで休暇。 なんと優雅な響きだ。 でも実際は、歩いて歩いて歩きまくる、四国遍路のような体力勝負の巻。 毎日歩数が2万歩近くて、車で移動したアイルランドは1日100歩以下の日もあり その差に、あらためて考えさせられた。大自然のアイルランドのほうが歩数が少ないとは。 日本の地方と都会も同じ問題を抱えている。 美術館を中心に巡る。 マルモッタン、オランジェリー、パリ市立美術館(無料!)、ポンピドゥとまわって 郊外のモネの自邸、ジヴェルニーの庭へ。

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(写真) 地下鉄コンコルド駅の看板はいつも見るたびに、しびれる。 手焼き(おそらく)タイルに、グラフィックの醍醐味が表出したアルファベット。 ただ並べているのではなく、なんでもフランス人権宣言の原文らしい。 これをみると、電光掲示板にはない圧倒的な温かみと美しさを感じるし、 この言葉が適切か心もとないが、民度の高さを、見せつけられる思いがする。 かなわんな、とおもう。 ある日のランチ。アボガドのポタージュとタルタル。 プランタン屋上のテラスのカフェにて。 サンジェルマンデプレのプチホテルに宿泊。 朝食はビュッフェスタイル。小さなスペースだが 窓辺のビュフェの絵になることといったら。 プランタン屋上のカフェ。

2025、1月 『ふたたび歩き出すとき 東京の台所』(毎日新聞出版) 発売

2024、8月 『そこに定食屋があるかぎり』(扶桑社) 発売

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