私的建築紀行


『リライフプラス』(扶桑社)発売。連載「アノニマス建築紀行」は、私が勝手に文化財にすべきだと信じている、建築雑誌には載らない、無名だがとびきり美しい建築を紹介するというもの。
今回は、代々木上原のモスク(礼拝堂)、“東京ジャーミィ”をレポート。大理石の壁や床、ステンドグラス、鮮やかな装飾文字。トルコから職人と資材を運んで、鹿島建設とトルコ人の職人で作ったという本格的なオスマントルコ建築のモスクをたっぷり堪能できる。誰にでも門戸を開けていて、説明も大変親切だった。なにより、どこもかしこも、ため息が出るほど絢爛だ。
「〜っぽい」のではなく、本物の大理石、本物の漆喰、本物のクリスタル、本物の染料の美しさにかなうものはないと実感。
リライフプラス vol.8 (別冊・住まいの設計 187)