旅便り1

2015-04-22 18.59.37 先月、仕事で少しだけ滞在したLAで、フランク・ゲーリー設計のディズニーホールを見た。私は知らなかったが、フランク・ゲーリーLOVEな人がスタッフの中にいて、イケメンをなめ回すようにあらゆる方向からバチバチ写真を撮っていた。この建物はたしかにしゅっとしていてかつアヴァンギャルドなイケメンだ。ああ、たとえに1ミリの品格もない・・・。

2015-04-22 15.55.40
元砂漠だけあってLAのタニクはとてもきれいでたくましい。どこへいってももりもり育っている。

2015-04-24 18.42.27
ブランソンのアンティークモールで買いまくった品々。

仕事だより

天然生活 2014年 02月号 [雑誌]

『天然生活』2月号 「江戸時代より250年〜松屋旅館のぬか床物語〜」、「熊谷守一の描いた猫」記事を書いております。
愛媛県西予市の松屋旅館の漬け物御前は、圧巻の20種類余。ぬか床のことを昔の人は「家」と呼んで大事にしたそうですが、ぬかのしくみの奥深さにしみじみと心動かされる取材でした。
熊谷守一美術館は豊島区の宝。守一さんの娘さんの榧さんが館主です。そのお話もまた素敵で・・・。僭越ながらどちらも渾身で書いております。ご高覧いただけたら幸いです。

桝野俊明さん

書いて体得する禅 すっきり爽やかな心をつくる

お会いするたびに、心の奧深い所に届く言葉や気づきが必ずある。ふだんは湖の底に眠っているが、これは困った!とか、どうしたもんかなあと迷いかけていたふとした瞬間に、その言葉がぼこぼこと湖面に出てきて、大切なヒントと気づかされる・・・。
そんななので、禅僧であり、作庭家でもある桝野俊明さんの取材は、いつも仕事以上に、自分の人生のヒントをもらいに行くような気持ちになってしまい、もれなく前のめりになってしまう。
今回もまた前のめりのまま、文章構成のお手伝いをさせていただいた桝野さんの著書『書いて体得する禅 すっきり爽やかな心をつくる』(メディアファクトリー)が発売された。
禅語を書きながら、心を整える修行本である。

風が吹きぬける部屋

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朝日新聞デジタル『東京の台所』で、初めて読者の方の家を訪ねた。暑いのに、三方向の窓から風が入る、何とも居心地のいいマンションの1室だった。帰り道、「駅までの道はつまらないから」と、遠回りだけど面白い谷中の路地を案内してくれた。1本の路地に、現役の井戸が二つもあった。ああ、住みたい・・・。これだから、谷中と高円寺はなるべく近寄らないようにしていたのだ。行ったらきっと迷宮のようにはまって、どうしようもなく住みたくなる気がするからだ。ほんの少しだけ、下北沢と似た匂いがすると思うのは私だけか。
その人の煎れてくれた麦茶がめちゃくちゃおいしくて4杯おかわりしたら、最後に「あの、これ持っていって下さい、私はいつでも買えますから」と、輪ゴムで縛った残りを袋ごとを全部下さった。コツは、沸騰したらすぐ火を止めることと、ティーバッグに入っていない昔ながらの粒のままを買うことだそう。それにしても人んちでおかわりしすぎだ。申し訳なさ過ぎだ。

記事『巣作り上手が見つけた仮の家』。