代官山、永代橋サンデー

代官山でミナの展示会⇒レストラン・パッションでランチ⇒永代橋で『束見本は夢を見る?』展⇒浅草橋FUJIMARU。
しゃれた日曜日よのうと、悦に入っていたら、薄着で歩きすぎて大風邪を引き、翌月曜日、寝込んだ。
そんな休日、だめじゃん。

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(写真)東京のどんな場所をお題にしても、10秒で「ここは?」と名店を提案する編集女子JJのススメで、レストラン・パッションへ。旨い・安い・繊細な味なのにボリューミー・空いているという奇跡のような老舗だった。JJの店の提案は、例えが古くてあれだが、謎掛けで答えるねづっちより早い。

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(写真)重要文化財「旧朝倉家住宅」をふらりと見学。

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(写真)住宅の建築物は必ず水回りをチェックしてしまう。素材としつらいに工夫が凝らされているからだ。

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(写真)束見本とは、実物の製本と同じ紙、サイズでつくられる、本番前のサンプル見本。中身は白だ。私はこれが大好きでたまらない。自著の束見本をもらうことがあり、メモ帳にするが、なにも書かず眺めているだけでもワクワク嬉しい。紙の神、守先正さんキュレーションのこの企画はグラフィックを学ぶ美大生も多数参加。自由で、主張がいやらしくなくて、みずみずしい空間だった。

(建築、展示ともに許可されたスペースで撮影をしています)

美しい言葉の達人と。

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先日、文化放送の「浜美枝のいつかあなたと」に、
呼んでいただいた。
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新刊「昭和式もめない会話帖」(中公文庫)をとてもていねいに、取り上げてくださった。
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浜さんとお目にかかるのは2度目だが、とてつもなく美しい日本語をあたたかな口調で操る達人で、毎回、もっとお話を聞いていたくなる。ゆっくりで、テレビにも日常会話にもない心地よい「間(ま)」が、いくつももあって。
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番組が17年続いているのも納得。
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じつはひそかに、成瀬巳喜男監督の映画に2本お出になっている浜さんに監督裏話をお聞きしたいとわくわく。
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OA前にこそっとお聞きできて、光栄だった。
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あとは岸恵子さんと梶芽衣子さんに昭和の映画のことでお聞きしたいことが50問はある。
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OAは文化放送4月8日AM10時半からです。

いまこそ使いたい昭和の忖度フレーズ

昭和式もめない会話帖 (中公文庫)

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【いまこそ使いたい昭和の忖度フレーズ】

「しばらく考えてみませんと」。
すぐ返事をしたくないとき、ノーと言いたいとき、
相手を傷つけず上手に断る言葉が
小津安二郎や成瀬巳喜男の時代には、たくさんある。
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「せっかくですけど」も便利。
私は、洋服屋さんで欲しくない服を勧められたとき、これを使う。
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「おうけ合いできません」も丁寧だ。
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佐川さんも、籠池さんにこう断ればよかったのでは?
これが本当の忖度なのに。

ちなみに、その場から離れたいと着はこんな言い方もある。
「いま、煮物をしておりますので」。

新刊『昭和式もめない会話帖 』(中央公論新社)より

トラブル・タイ旅だより。

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タイへ。
これが本当の最後の家族旅行。
どんな感動的なものになるかとおもいきや、英語を話せない親にいちいちイラッときている息子に、ブチ切れること数回。
「あのさー、わかないのにイエスイエスっていうの、やめてくれる? そういうのが一番だめなんだよ」といわれて、タクシーの中でマジ泣き。2才児か。
ったく、だれのおかげで大きくなったと思ってんだ! 学費返せっ。と、心の中で息子をディスる。

さらに、8日の昼過ぎ、ビーチからバンコクに移動する車内で、問題勃発。
8日ビーチ・チェックアウト。9日バンコク・チェックイン。つまり8日の夜をとり忘れていた。ちなみに宿予約担当は私だ。
あと2時間で、ホテルに着いてしまう。どーするどーする。
息子に「電話かけてほかの宿取って!」というと、怒りを通り越して「うん、ちょっと待って。まずこの胸のざわつき、おちつかせるから」。
「今日は野宿かあ?」と呑気な調子でいう夫に、「あんたはだまっててっ」。

運転手の電話を借り、その後もダブルブッキングだの何だのあーだこーだあったが
なんとか、夕方、宿が取れた。
おそろしく湿気臭い、窓のない、10代のバックパッカーしか耐えられないしょぼい安宿だった。これが最後の旅だなんて。自分のまぬけさを呪いながら寝た。屋根があるだけ感謝せねば。

なんやかんや、その後も喧嘩と激安激ウマ屋台めしによる暴飲暴食を繰り返し
息子は最終日、日本から合流した彼女と一緒に、今まで見たこともない笑顔でミャンマーへ。我々は帰国。

帰りの飛行機で隣りに座った娘が叫んだ。
「あっ、ママの顎がなくなってる!」
だって、シンハーがおいしいんですもの。

(写真)
私にとって、タイと言えばとにかくカオサン通り。『アジアン・ジャパニーズ』(小林紀晴)を読んでから絶対見ておきたかった場所。

動くオフィス。

ひたすらガイドブックに載りえない路地裏の食堂や屋台に日参。スクンビット通りの激ウマ食堂。お腹いっぱい食べても150円に満たず。

朝食はジョーク(おかゆ)で。鶏のだしがきいた米の奥に半熟卵が潜んでいる。毎日食べたいくらい美味。

スイカジュース30円で、ケバいおばば、満面の笑み。

取材だより2

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リライフプラスvol.28 (別冊住まいの設計)

『別冊 住まいの設計 relife+』(扶桑社)vol.28号、発売。

著名人の本棚を訪ね歩く「Book Shelf Hunter」第11回は、松尾たいこさん(イラストレーター、アーティスト)のご自宅です。
『クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!』を上梓した松尾さんは、洋服はもちろん、本もしっかり断捨離。びっくりするくらい小さな本棚しかありませんでした。そのかわり、IPad miniには600冊が。これまで抵抗があった電子書籍の、新たな魅力に気付かされた次第です。
(撮影 本城直季 取材・文 大平一枝)

物語のある花屋さん、グリーンショップを訪ね歩く連載「東京オアシス」第11回は、東京でエディブルフラワーを育て、販売するあみちゃんファームです。エディブルこそ、狭い農地の東京で生き残れる農業と断言するイケメン花農家・網野信一さんの熱さにしびれました。
(撮影 佐々木孝憲 エッセイ 大平一枝)