冬の宅飲み

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干し柿をたくさんもらったので、板状に切ったバターをはさんで冷凍。凍らないので、食べたいときにすぐつまみになる。ワインにもビールにも、甘いので意外にウイスキーにも合う。小さく切ってちびちびいただきます。

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5秒で仕込めるつまみなのに、こういう保存食めいたものは、料理偏差値が上がる気がするから不思議。
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料理上手な人の家で宴会。6人でワインとシャンパン7本が空になっていた・・・。

宅飲みは、レシピはもちろん、家庭の食器とのコーディネート法を学べるのがいい。
と、考えてみたら越してから3年。1度も拙宅で開いていない。あんなにやっていたのに
なぜだろうと考えたら、子どもが大きくなったからだと気づいた。
もう自分が飲みにいける。子育てに追われ、でも自分もお酒を飲みたいというあの頃の
必死が、自宅宴会を形作っていたんだなー。

 

 

書きかけの手紙

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 9日間の留守から戻ると、書きかけの手紙がちゃぶ台にあった。
娘の字で、
「父に1週間弁当を作ってもらいましたが、彩りもよく、無理なく野菜もとれてとてもおいしかったです。育児分業という言葉はご存じでしょうか。提案ですが、忙しい母は仕事に専念していただき、これからは」
という内容でおわっていた。
 その先はきっと、「父が弁当を作ってはどうか」だ。

「あのさ、すごく丁寧に、あたかも母のことを気遣った新提案のように書いてるけど、要は、私の弁当まずい。パパに交代してってことだよね?」と確認すると「ちがうちがう、ママが大変かなあと思って」と言うが、顔にその通りと書いてあった。
 弁当作り8年。なんだったら弁当の本(おかあさんのおべんとう―母弁)まで出したことがある。なかなかのこの屈辱、どうしてくれよう。
 たまに作るのと、8年間毎日とは、モチベーションが違うのだ。しかしもうこの際、私も楽をしたいので、「この提案いいと思う。あと1年だし、せっかくだから作ってみたら?」と夫に全力で推したら拒否された。

 いったい何をおかずにしたんだと冷蔵庫を開けたら、石井のハンバーグや真空パックのミートボールとかがわんさかあった。こいつらに負けたのかあああと遠い目になった。

重版出来

東京の台所

 『東京の台所』(平凡社)が、おかげさまでこのたび重版しました。
買って下さった読者の皆様、
1年10か月かけてコツコツと売り切ってくださった書店の皆様、「ほんをうえるプロジェクト」に採択し、
発売から時間が経っても再び日の光をあててくださった関係者の皆様、
粘り強く推し続けて下さった版元の営業担当の皆様、
本当にありがとうございます。

 今、本はもしかしたら、ファストファッションで棚に並ぶ服より早く、書店から消えていっているかもしれません。
 出版点数は多いのに、書店数は少ないので、棚が限られている。いきおい、売れ行きの良くないものは驚くような早さで、版元に返本されてしまうのです。3日で棚から消えることは日常茶飯事です。
 手間と労力と熱い想いで書いた本が、発売から間もなく店頭から消えるのをみるにしのびなく、私は自著が発売されると1か月くらいは書店に立ち寄りません。魂が萎えそうで、怖いのです。

 そんな状況下で、1年10か月店頭に並べ続けるということがどれほど大変で、困難なことか。
愛と熱と、ある種の信念がないととてもできません。
 あらためて心から御礼を申し上げます。

 本書は、朝日新聞デジタル&w 連載『東京の台所』から厳選、
 あらたに新規撮り下ろしを加えた50人の台所図鑑です。
 是非ご覧下さい。

 また、来月、第2弾『男と女の台所』(平凡社)が発売されます。
 今度は18人の台所を通して、男女の愛を描きました。
 どうぞご期待下さい。

仕事便り

天然生活 2017年 03 月号 [雑誌]

クロワッサン 2017年 1月25日号 No.941 [雑誌]

『天然生活』3月号 巻頭エッセイ「たとえば料理をしない人の物語」

『クロワッサン』1/25号(マガジンハウス) 血糖値の乱降下の防ぎ方について、金本郁男さん(城西大学薬学部教授)と4ページにわたって対談させていただきました。食事30分前の野菜ジュースや朝食のバナナのメリット、日本酒は敵ではないことなどを伺えて、目から鱗でした。