携帯×イライラ=師走

新刊『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)責了。12月10日発売を待つばかり也。呑んだり、腹を壊したり、書いたりしているうちにこのシーズンも終わりそうだ。1日が30時間あるともっと寝れて楽なんだがな。

「なんで電話に出ないのよっ。家電も出やしないじゃない!」と、携帯でものすごく怒っているおばさんが前を歩いていた。ああ、あれ、私も言うなあ。
携帯はつながるための道具でもあるけれど、縛られるための道具でもある。いつから電話ってそんなそんな絶対的存在になったんだろう。相手は奴隷になった気分でいやだろうなあと思った。私も気をつけよう。電話如きですぐ人がつかまるなんて思わないようにしたいものだ。

輩たちの夜

タコライスはセルフサービス制。
タコライスはセルフサービス制。
ICU体育会サッカー部のみなさんとマネージャーさん。
ICU体育会サッカー部1年ボーイズとマネージャーさん。

 

 

 

 

 

 

 

先日、長男のサッカー部同期を招いて、とにかく腹一杯食べさせる会を催した。米1升は土鍋では無理なので羽釜で炊いた。鶏肉2キロ。豚挽肉2キロ。豚肉2キロ。サラダもレタス2玉を使って相撲部屋みたいな量を作った。

メニュー:ラザニア・チキンとレタスとザーサイのサラダ・タコライス・豚肉の甘辛揚げ・鶏肉とじゃがいものローズマリー蒸し・生春巻き。

全員雑魚寝で、翌朝味噌汁を作ったら、山梨出身の子が、「わぁ〜味噌汁久しぶりだなー」と小さくつぶやいた。そうだよな、18歳男子はひとり暮らしで味噌汁は作らないよな。いっぱい食べなーと言いながら、もうそれだけでおかんは泣きそうになった。

しかし、もっと顔も体も岡崎みたいにごつごつして、長友みたいに黒くて、どかどか食べるのかと思ったらそうでもなく、夜は仲良くトランプなどをしていて拍子抜けをした。もっとガツガツ食べて大きくなって、来年こそは一番下のリーグから這い上がってくれたまえよと思った。

きのう、きょう、あした。

フラワーカンパニーズの『日々のあぶく』という歌の中に、人間なんて生き物は、誰でも年を重ねると、今まであったぶざまで惨めで本当にどうしようもない日々でも、かなり大げさにドラマチックに話を塗り替えて自然に美化しようとする、という歌詞があって、どきりとする。
それはきっと、美化でもしないと、恥ずかしくてしんどいことだらけで明日を生きられなくなるから。いわば生きるための防御反応のひとつなのだろうな。
懐かしい人から連絡をもらうと、嬉しいことの倍くらい、恥ずかしいことや心苦しいことでいっぱいになる。あのとき言えなかった「ごめん」がありすぎて、穴があったら入りたくなる。そんな人が私には情けないほどいっぱいいる。