愛媛へ。

2013-10-29 09.57.45 HDR↑刀置きです。
2013-10-29 16.53.54
愛媛取材。300年続く旅館へ行ったら、普通に部屋の隅に刀置きや、弓矢を掛けておく棚があって、腰が引けた。将軍やら犬養毅やら前島密やら司馬遼太郎やらが食事をしていったというからよけいに。
カメラマンの安部まゆみと、誕生日祝いということで自腹で松山に延泊。夜、道後温泉の整体屋に行ったら、安部巨匠が「腰が硬いですねえ、体を使うお仕事ですか?」と若い兄ちゃん整体師にきかれていた。「うん、まあ」「なんのお仕事ですか?」「あててみ」「うーん。土木関係とか」「ちがうよ、橋とか作ってないし」「トラックの運転とか」「デコトラじゃねーって(古っ・・)」「じゃ、配送とか」。どんだけがっちりしたカラダしてんだ。そんな力仕事に間違われる40代女ってどうなんだ。

18の春

息子、大学合格。男女が仲良く、みんなやたらにおしゃれでキラキラ楽しそうな附属高校に通う彼が、3年の春、「内部進学辞退届」を出すと言ったあたりから、少しだけど確実にぴりぴりした空気が家庭の中にずっと流れていた。辞退届も書くのが怖くて、私は見ていない。
たがいにイライラ、目が合えば「大学の話はしないで。俺が決めることだから」と心のシャッターを下ろされる日もあった。滑り止めもなく、その大学のAOに落ちたら同じ大学の一般を受けて、落ちたら来年もその学校を受けるという。そんなリスクだらけの受験になぜしなければいけないのか。もうちょっと安全な道探そうよ、という言葉を胸にしまったまま、がんばれとだけ言い続けるのはちょっとしんどかった。口では「自由に。好きな道を」といいながら、どっかで安全パイを確保させようとする。ずるい自分が見えた。親業は難しい。そういういろんな迷い道をくねくねしながら、今日なんとか小さな春が来て、いよいよ自分の人生を歩き出すのだなと思ったら胸がいっぱいになった。嬉しいけどさみしい。私の父母も、こんな気持ちだったのかな。

なごり道

2013-10-21 14.18.55
とても気持ちのいい光と風の入る台所を持つ人の家を取材。ドアを開けたら別世界で、ひとりできゃあきゃあと騒いでしまった。拙文を長く読んでくださっている方の家。出会いというのは妙で、おつで、ミラクルなものである。
帰り道、名残惜しくてその人が丹精している小さな庭をパチリ。

正月過ぎから始まった『暮しの手帖』の仕事がひとくぎり。残すは最後の校正のみ。10か月かけて雑誌を1冊作るとは、なんと丁寧なことよ。今は多くの印刷物がとても早く、ところてんのようにすとんすとんとできあがったりするので、こんなスケジュールの仕事は貴重。

日本酒ワークショップ

2013-10-19 16.32.40 和暮らしコーディネーター、浅井美江さん主宰・日本酒のワークショップに参加。新潟の蔵元・青木酒造の方のお話を聞きながら、6種の日本酒をあじわう。
着物と同じで、日本酒を上手に楽しむにはちょっとした手ほどきがいる。やみくもに呑んで、二日酔いになって「もう日本酒は金輪際やめよう」と思うのはもったいないことだ。やわらぎ水を飲みながら日本酒を飲むとまったく悪酔いしない。魔法のような飲み方があるのだ。
選び方、つまみとの相性、温度、季節。すごい食文化があるのに、人生のおおかたを缶ビールや缶チューハイですますのはこれまたもったいないことだと痛感。
店に向かう途中、大学のAO入試の面接に行っている息子から「おかんやばい。俺以外の受験生が全員親ときてるんだけど」と受験会場から電話あり。「あたしはこれから利き酒だから無理」と返事をした。入試っていま、そんななのか?

アップデートはしてみたけれど。

iPhoneでもパソコンでも「アップデートしますか」みたいな表示が出るので、タダだし、最新のものにしないと損なような気がして、なんとなく言われるままにクリックする。
で、osが上がったらしいが、使いこなし方が一切わからないので、「あ〜便利〜」と思うこともないまま日々が過ぎてゆく。
自分みたいなものには、アップデートをしても猫に小判、豚に真珠なのだ。猿にでも明らかに便利さと操作がわかるアップデート、説明しなくてもスイスイ使いこなせる上級者用アップデートとかタイプ別があったらいいのにな。ていうか損なんてないんだし、しなきゃいいのか。

すだち祭り

写真
30代女子2名と男子1名が来るので、おとなのすだち料理祭りにした。すだちとしゃぶしゃぶ肉と白菜の挟み蒸し、すだちサラダ、イシダイのすだち焼き。石鯛に切り目を入れ、にんにくとすだちをぎゅうぎゅうとつめる。オリーブオイルと塩こしょうをかけてオーブンで焼くだけ。あとはイタリアンパセリを散らす。想像していたおいしさから遠かったので、ローズマリーかなにかハーブを入れるべきだったとあとで後悔した。

写真は、不細工にすだちをおしこまれたかわいそうな焼かれる前のイシダイ。