桝野俊明さん

書いて体得する禅 すっきり爽やかな心をつくる

お会いするたびに、心の奧深い所に届く言葉や気づきが必ずある。ふだんは湖の底に眠っているが、これは困った!とか、どうしたもんかなあと迷いかけていたふとした瞬間に、その言葉がぼこぼこと湖面に出てきて、大切なヒントと気づかされる・・・。
そんななので、禅僧であり、作庭家でもある桝野俊明さんの取材は、いつも仕事以上に、自分の人生のヒントをもらいに行くような気持ちになってしまい、もれなく前のめりになってしまう。
今回もまた前のめりのまま、文章構成のお手伝いをさせていただいた桝野さんの著書『書いて体得する禅 すっきり爽やかな心をつくる』(メディアファクトリー)が発売された。
禅語を書きながら、心を整える修行本である。

休日掃除

2013-09-29 13.05.252013-09-29 13.08.19
やっと、夫と休日が合い、午前中から黙々と互いに大掃除。ドロドロのガスコンロ、開けたら雪崩が起きる冷蔵庫、花粉の時期に使った空気清浄機と真夏にフル回転の扇風機もいまごろやっとしまうことができた。そして気がつけば夕方近いわけで、日頃のずぼらを溜めると1日が掃除で終わってしまうという蟻とキリギリスのような因果を身をもって知る週末も、これで17年目。成長ゼロ、自分の伸びしろのなさにげんなり。でも部屋はきれいになったのでよしとおもうことにする。
実はならなくて、葉ばかり大きくなったぶどうの蔓を飾ってみたり、すだちをかごにもってみたり。つかの間の偽おしゃれミセス気分を味わう。あとはハーブを入れて、天然酵母でパンを焼けば完璧だが、なにせ付け刃なので、持続せず。またすぐにコンロは油でドロドロになり、見て見ぬ振りをすることになるんだろう。合掌。

熱い夜

7156d195f0c0d4101578abd852a2bf83一緒に『家事場のバカぢから』(メディアファクトリー)を書いた旅行エッセイストの森優子のトークライブ『アウシュビッツの夜』へ。中2娘、ファンキー森の爆笑トークと、アウシュビッツの悲劇の構造という落差激しいこのイベントをどう受け止めるのかと、ドキドキしながら参加した。
結果、「1時間が15分くらいに感じた。また行きたい」。理屈では説明できないけれど、子どもをこの友だちに会わせたら、きっとなんかしら化学反応が起きるって、母の勘でわかることが多い。私の周りは、そんな熱いいかれポンチ(昭和だ)な大人ばかりなので、ちょっと助かっている。

好きな男性のタイプ

娘とコンビニ行ったら、どこで焼いたんスかと聞きたくなるような真っ黒の肌とドレット鼻ピアスカップルに遭遇。
私「ああいう彼、どうよ?」
娘「ああいうんじゃなくて首とか腕とか足首にちょこっとタトゥーのある人が好き。やんちゃな感じに惹かれる」
そういうえばこの子は3歳の頃、氣志團と亀田3兄弟がテレビに出ると、画面にかぶりつきで食い入るように見てたもんなあ。5歳くらいになると、はっきり「好きなタイプ」と言ってたもんなあ。ヤンキーに惹かれる女子の心理を、複雑な思いで観察する母であった。

食べ納め

2013-09-15 16.50.49

選考委員をお引き受けしている「わたし遺産」(三井住友信託銀行)の大賞受賞者宅へ。新幹線で横に座った若いサラリーマンの人と到着までおしゃべり。とても親切で、感じが良くて、乗り換えにまごまごしている私を入り口まで連れて行って下さった。関西勤務で、甲府や鹿児島の出張もいまは日帰りで、「ホントこれ以上交通網が発達して欲しくないです」と言っていた。日本のサラリーマンは本当によく働くなあ。コーラのように爽やかな笑顔なので、旅先でこんなに素敵な人と出会うなんて運命だわ何か始まるんじゃないのと思ったが、何も始まらず名前も言わずに終わった。あたりまえだ。

現地に着いたらとりあえず、代理店のみなさんとごはん。男子8〜9人いるなかで、おばさんの私がいちばんガブガブ生ビールを水のように飲んでいて自分で引いた。翌朝、駅で選考委員の穂村弘さんと入れ替えで東京に戻った。蒸し暑いのに、穂村さんの周りだけ霧ヶ峰みたいな爽やかな風が吹いている。思えば、銀行や代理店の人も受賞者の方もみんな、清々しい印象のひとたちばかりだった。丸二日間、爽やか祭り。これはなんのご褒美だろう。

東京に戻り、板橋で仕事。帰りに、またまた性懲りもなく平凡社のSさんとかき氷。ぐるなびで、その地区で一番クチコミの高いかき氷を探しておいて、取材が終わると、どちらともなく「じゃ、行きますか」となる、かき氷仲間。
今日は十条だるま屋餅菓子店へ。最初、「いちじく」について質問したら、給仕のお兄ちゃんに「それはやめたほうがいいです。砂糖はグラニュー等を使ってますから。絶対、“極上いちご” にしたほうがいいです。こちらはあまおうと和三盆ですから」と強力にプッシュされる。見ると1500円也。
かき氷に1500円かけるのは邪道なので却下。ウンチク好きのお兄ちゃんは、「普通のいちごを食べたいお客さんもいるんだよっ!」と、厨房のおばちゃんに怒られてしょんぼりしていた。
安い自家製氷イチゴも、イチゴがごろごろしていて絶品!
ほかにきんかんやキウイもあるらしい。そしてウンチク兄ちゃんもまたこの店の名物らしい。今年の食べ納めは、濃い思い出になった。