流儀

ある建築家の方を取材し、そのあとみんなで食事へ。お酒を飲みながら、その方が安藤忠雄さんの物まねをしたり、替え歌得意なんだよと披露してくださったりして大爆笑をした。仕事は一流、宴席は徹底的に遊ぶ。粋な大人の流儀をみた。

大車輪でやっています

5月15日発売の新刊の佳境。校正をしながら、内容にクスクス笑うという自分でも初めての体験中。

タイトルは『昭和ことば辞典 おい、羊羹とお茶もっといで』(ポプラ社)。日本映画のフレーズから、社交や恋愛や謙遜の美意識を学ぶ、ちょいとふうがわりな本である。水先案内人は「こと鳩」(ことばと)というシュールな鳩さんだ。どうぞごひいきに。

奥飛騨慕情

2013-04-26 12.01.332013-04-25 13.22.29
アウトプットばかりだとひからびるので飛騨高山へ。
マッチ箱のような小さな長良川鉄道の電車が、17年前と変わらぬ姿で走っていた。17年前、真冬にひとりでこの電車に乗り、白洲正子の旅路をたどったのだった。雪で途中で電車が不通になり、ホテルなんてなくて、やっと予約して行ったその宿には、女私1人、橋を作っているおじさんたち30人みたいな旅館。30人の宴会の横で、じろじろ見られながらご飯を食べたのだっけ。意気込みだけでのりきった1人旅の仕事は『別冊太陽 白洲正子の旅』。
すっかりおばさんになった私の今回の旅は、食っちゃ買い、買っては食い・・・。ひからびるのは防げたかもしれないが、体も感性もふやけてのびきっただけな気がする。
みたらし団子の味がまったく変わっていなかった。1本70円。「日頃の御礼に」と安部巨匠に奢ってもらった。「きなこもつけてデラックスにしてあげる」と。やっすい御礼だなー。

忙しさの理由

日曜日のポプラ社編集部。
日曜日のポプラ社編集部。

印刷所が休みになるGW進行で、いよいよ首が回らなくなっている。と言ったって、別に売れっ子だからではなく、たんに休みに遊ぶために時間がきつくなっているだけ。あとは、若い頃に比べてやたらに集中力が落ち、能率が上がらないだけ。

話せばわかりあえる

メンズファッション誌のちょっとした手伝いをしているのだが、おしゃれ男子だらけの編集部で、まー私のアウェー感といったらはんぱない。フロアどころかビル全体から浮き上がっているも同然で、八百屋の買い物帰りのおばさんが、間違って迷い込んだ感じ。
でもひとりひとりと話してみると、出版の仕事に熱い志を持っていて、本が好きで、モノが好きで、企画が好きで、悩みもあって、俺はこれでいいのか?と立ち止まったりもしていて、私と何も変わらない。もう年齢とか言っている場合ではなくて、デジタルにあらがってみんなで一丸となって活字の残る道を探すしかないんじゃないかと思え、妙な連帯感さえ覚えた。私だけかもだけど。

若さに当てられ、くたくたになって疲れて帰った夜のごはんは超手抜きなり。

おかわりがめんどくさいので、てんこ盛りにしてやった息子のご飯。
揚げるのがめんどくさいので、焼くだけにしたミニ春巻きチーズ入り。