和三盆ケーキ


上等な和三盆をいただいたので、さて何に使ったらこの味を一番堪能できるかと考え、生クリームに少量投入。ケーキは食べたいが甘すぎないのが欲しいと思ったときは、作るに限る。それも世界一簡単な、マリービスケットを牛乳に浸し、生クリームをサンドしていくだけのもの。冷蔵庫に2〜3時間でしっとりケーキができあがる。本当はグラハムビスケットでやるとおいしいのだと、森瑤子さんの料理エッセイに書いてあったっけ。
抹茶を振りかけできあがり。このケーキのいいところは、もう暫くケーキはいらない、と思えるくらいがっつりクリームを堪能できるところである。
もうひとついただいた秋の味覚を象った固形の和三盆は、苦〜いコーヒーに一粒添える。和三盆は煮物に入れても、野菜のうまみを邪魔せず甘みを引き立たせるし、溶けやすいし、本当に万能だ。

9 2歳現役女医

息子の秀樹さんのアトリエ。

93歳現役女医 横山通子さんを取材した『天然生活』12月号発売。
福岡県飯塚市飯塚医院院長。朝9時半に着いたとき、もう、ご自分よりずっと若い患者さんを4人も診おえた後だった。病院の書斎もご自宅も、よく使い込まれた松本民藝家具の机やキャビネットが格調高く黒光りしていた。原爆で多くの医師仲間をなくしたという。笑顔を絶やさない、よく笑う明るい人だ。取材後、あの笑顔が素敵だったよねとみんなで何度も言い合った。
息子さんはガラス作家の横山秀樹さん。この方のガラスがまた素敵すぎてため息が出るばかりなのである。

天然生活 2012年 12月号 [雑誌]

金の使い道

「あ〜、うちにお金がもっとあったらなあ」と娘が深いため息をつく。何に使うのと聞くと、「脂肪吸引に決まってるじゃん」。って決まってないし、テレビの見過ぎだし。そんな13歳の夢、いらん。

終の信託


夫、土本貴生がプロデューサーをしました。テーマが地味すぎでは?と問うたところ、「沢山お客が入らないかもしれないが、監督が今作らなければいけないと信じて作った。自分もその思いを信じる」と。「ロボジー」に引き続き、映画を愛する街・北九州で撮った2時間24分の大作です。今週金曜(10月27日)公開。よろしくお願いします。

 

Dr.鶴見の体の中からきれいにする 酵素ごはん

『Dr.鶴見の体の中からきれいにする酵素ごはん』(メディアファクトリー・10月19日発売)完成。
見本とシャンパンとさまざまなお土産をひっさげて、編集の後藤香さんが我が家へ。イラストのふじわらかずえさんと3人でプチ打ち上げをする。半年前まで、酵素の「こ」の字も知らなかった3人が今、生野菜、生フルーツ生活で、食生活ががらりと変わった。私は低速ジューサーを買い、酵素の敵のショ糖(砂糖)でできた菓子は、カフェやレストランでは食べるが、自分では一切買わなくなった。ふじわらさんは自然に3キロ痩せた。

酵素をいっぱい食べようということで、もちろん今日のテーマは「生食」である。
献立:レタスとザーサイと鶏肉のやみつきサラダ(レシピ:本に掲載)■ミョウガとクレソンの香草和え(たれ:ポン酢・だし汁:胡麻油。あればすだちをどっさり■玉葱とパプリカのマリネ(寿司酢をオリーブオイルでわったタレに半日漬ける)■えのきと牛肉のポン酢煮 ■スプラウトとチキンとレタスの生春巻き■栗とたけのこのご飯■かつおのたたき(しょうが・香味野菜・しそどっさりのっけ)。
もう、これだけの緑を食べられるのは私たちか兎しかいないと思われ。

デザートのtoshi yoroizukaのアイス(バジル&グレープフルーツ、トマト、ビスタチオ)が衝撃の旨さで、差し入れたふじわらさんの鼻が天狗のようになっていた。同じく彼女がセレクトした世界にヒカリエ1店のみ出店という「ゆりい菓」も初の食感と味覚。柿や洋なしに包まれた白あん、そのなかに餅が。フルーツと和菓子のハーモニーにびっくりである。ああ、フルーツや野菜ってこんなに奥が深かったのね。
10年前に共著『家事場のバカぢから』を担当してもらって以来、神に導かれるようにしてこの本の編集になった後藤さんは、最後、オウムのサティアンみたいなスカートをたくし上げ、2枚がさねの靴下と綿のパッチを誇らしげに見せまくっていた。さすが青木さんの「冷えとり」という言葉を世の中に浸透させた編集者だ。あんなパッチを毎日なかなか女子が履けるものではない。
著者の鶴見先生から「占いに見てもらったらバカスカ売れるらしい」というメールが。どこまで喜んでいいのか微妙だが、とりあえず3人でそのふわっとした情報にも小躍りして喜び合い、夜が更けていった。

めりはり

なんだかとてもおされなところを、マッハのスピードで撮影をした。1軒は青山の花屋さん、ニコライ・バーグマン。どえらいカッコイイ店だけど、近くをよく通るのに全然知らなかった。
花屋なのに、カフェメニューがめちゃめちゃおいしくてボリュームたっぷりなのもいい。
ぎゅううっと集中して、昼には6ページ分のお仕事終了。こういう働き方もめりはりがきいていていいな。
https://www.nicolaibergmann.com/shop/