最後の指摘

珍しいいちご柄の急須。つきまさにて。

矢のような速さで流れる年の瀬。苦し紛れに書いた原稿が、やんわり、でもしっかり苦し紛れですよと指摘され、ぐうの音も出ない。来年はもっともっともっと精進したい。秋頃から自分の中で時間の流れ方が変わってきたので、それをうまく今後の人生に生かしたい。長いような短いような1年だった。2011年みんなみんなお疲れ様。

クリプレ

重いけどぬっくぬく。

今年もよく頑張ったと自分で自分にクリスマスプレゼント。スイスアーミーのブランケットをモチーフにしたコート。重いけれど背中に汗をかくほど、暖かい。ラテンの国kagawa生まれのスーパー寒がりカメラマン、5枚の靴下を重ねてはく女・安部巨匠に教えてあげよう。

『もう、ビニール傘を買わない。』(平凡社)が本屋に並び始めた。発売前に「2012年の元気が出る1冊」に選んで下さったのは『公募ガイド』。書評第1号なり。毎月連載している信濃毎日新聞(長野生まれの私にはなじみ深い硬派な新聞です)くらし欄にも。ありがたきしあわせ。今の私にとって何よりのプレゼントなんである。

今年最後の取材

左は扶桑社、編集者の君島さん。

今年最後の取材は収納王子コジマジックさん。松竹芸能に在籍し、18年間オーケイというコンビを組んでいる芸人さんだ。
芸人としての生き残りを懸けて、好きな収納を生かしたキャラを作ったら大成功したという。旬の人には輝く理由があるとよくわかる。丁寧で、一期一会の相手にも本気で誠実に仕事をする。こんな清々しい取材で仕事納め(原稿はあと2本だけど)なんて、かみさまありがとうと天を仰ぎながら東銀座を後にした。それにしても12月23日の銀座は恋人だらけだな。

『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』

『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

著  大平一枝 
編集 佐藤暁子 
装丁 斉藤いづみ(rhyme inc.)
撮影 安部まゆみ
イラスト 斉藤いづみ

たくさんものを買って、たくさん捨てて、たくさん遊んで、仕事もしてきた。
でももう、そんなに買ったり、電気を照らして遅くまで働いたりしなくても
いいんじゃないか。
雨が降りそうな日は折りたたみ傘を持つ。なければ買うという生活を少しやめてみると季節がぐっと近くになるし、けっこういいことがいっぱいある。空を見上げる間もないほど働くのはよしましょうという本です。

【内容】
下着を買い替える日を作る、日本手ぬぐいと木綿往生、空き瓶をいくつとっておくと心は満たされるのか、
引っ越し自分実験、日が暮れたら仕事はおしまいにする ほか

【制作こぼれ話】
平凡社の佐藤暁子さんが、最初は「荒物屋の本を作りましょう」と声をかけてくださいました。
うんうんそりゃいいねえ、絶滅危惧種だもんねえと不慣れなカメラ片手に街を二人で歩き・・。
それからいくつか変遷があって、60の暮らしのネタを書く本になりました。
タイトルは佐藤さんの発案。ものすごく迷いましたが、タイトルで買ったと言う何人もの人に出会い、ああ良かったなあと今は思っています。

偶然ご近所の斉藤さんは、2回目に会ったときに葛西薫さん装丁の本を貸してくれて、ものすごく好きなデザインで、ああこの人は説明がいらないと思いました。
鉛筆画の繊細なイラストも彼女の作です。

いつも思うことですが、書籍作りは文化祭のよう。
終わると淋しくて、用もないのにみんなに会いたくなるし、こんな文章を書きたくなってしまうのです。

いつも思うことですが、書籍作りは文化祭のよう。
終わると淋しくて、用もないのにみんなに会いたくなるし、こんな文章を書きたくなってしまうのです。

 

荒技

小6娘の、小学校の宿題をする姿を最近見ていない。
「あんた、宿題どうしているの」と聞くと
「安心して。学校行く途中の踏切待っている間にちゃんとやってるから」。
いくら下北沢のそれが開かずの踏切だといっても、立ったままってあんた。
「この間なんて、卒業アルバムの作文2枚書けちゃったんだよ」と
どや顔で言われて、叱る気も失せるのであった。