阿寺渓谷と婚礼トラック

帰省。息子が新米お嫁ちゃんと来ると言うので、母はもう、張り切って頭から湯気を出しながら、さまざまなものを揚げまくっていた。

木曽、阿寺渓谷へ。

深い緑に覆われた原始的な森と、「阿寺ブルー」といわれる川床の美しい色とのコントラストに息を呑んだ。

森林浴や川で涼みながら、真っ黒な心をお洗濯。信州は奥深い。

朗らかな新しい家族が増え、人生の営みの妙に感謝する忘れがたい3日間であった。

帰りにポツンと佇む家具屋さん脇に婚礼トラック発見。かつてはたくさんの嫁入り道具を運んで大活躍したんだろうなあ。

(川床の写真:おんたけ観光協会)

新旧の肌

心から気の毒そうな顔で

私の二の腕を触った娘が言った。

「同じ二の腕タプタプでも私のは、ほらさわってみて。ほわほわして、引き締めたらなんとかなりそうな可能性がある肌だけど

ママのは硬くて弾力がなくて、もうどうしようもない肌だね、かわいそうに」

死んだ肌みたいに言われて、イラっとき

た。

取材先でみたおひつ。あーなんて素敵な道具であることよ

リグレット

好きだった義父を3年前に亡くして以来、できるだけ帰省しようと決めた。
実家の前の夕焼けと山の稜線があまりに美しく、吸い込まれそうだった。
どうして、若い頃、これに気づかなかったろうなあ。

高知、香川旅

イサム・ノグチ庭園美術館。撮影許可はここのみ。
私の体を今切ると、おそらくカツオ風味の血が流れる

 

市内に川があるのはいいなと思う。視界がひらけ、特別にリラックスする

 

牧野植物園隣の竹林寺。苔と新緑が息を呑むほど美しかった
牧野植物園隣の竹林寺。苔と新緑が息を呑むほど美しい

 

四国村ギャラリーでは猪熊弦一郎展を。(撮影可)
うどん休憩2回

 

ほんのりいのちがけ。

高知3泊香川1泊。久しぶりの仕事なし純粋旅。

イサムノグチ庭園美術館、猪熊弦一郎(丸亀の美術館は休館中)、高知県立牧野植物園(植物園感が変わるほどモダンで美しいランドスケープデザインであった!)と、アートや草花に見惚れつつ、土曜オーガーニックマーケット、日曜市と主婦3人で、ポン酢やら柚子アチャールやらどんどこ買い込み。

ひろめ市場で昼間から飲み、夜は屋台で餃子含め3軒はしご。みるみる肥えていった。

ときに集団をひとり離脱し、心を整えつつ、日本のラテンの旅を楽しんだ。