最終号

 

 

 

<最終号>

出版の最も厳しいこの15年間
よくぞ良質な内容を
編み続けられたと
心から敬意を表したい。

私は感想や相談(子育ての悩みをエッセイでお答えする連載であった)を
手書きの葉書の束で見るのは
編プロ以来20年ぶりくらいで
本当に嬉しく
貴重で、
読者の方によって、紙媒体への希望を抱かせてもらった。

イラスト花松あゆみさん の作品世界も大好きだった。

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『かぞくのじかん』(婦人之友社) 最終号
発売中です。

気づき

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この年になっても、
あの冬のピンクのように、
知らなかったことはまだまだたくさんある。
小さななにかが生まれるときの感激や感動を一つでも多く見つけたいし、
忘れないようにしたいのだ。
⁡ 〜「見えているのに見えないもの」より

連載『あ、それ忘れてました(汗)』(北欧、暮らしの道具店)

写真:安部まゆみ

彼と彼女の最後の1杯

救急車を待つわずかな間、彼は鬼気迫る表情で言った。
「ワイン一杯とタバコをくれ」
こんなときになにをと思いながらも、
あまりの真剣さに気圧され、タバコとワイングラスを手渡した。

「ワイン1杯とタバコを。救急車を待つ彼は最期に言った」
(『東京の台所2』朝日新聞デジタル&w )


文 :大平一枝
写真:本城直季 

ラテより安い

今号より、『サンデー毎日』に読書日記を書かせていただくことになった。

村松友視さんほか3名交代で執筆する。

なんか暮らしっぽいものを、と思ったのに
東欧で人と人が殺し合っている報道を見れば見るほどその気持ちになれず……。

そんなわけで初回のうち1冊はロシアの詩人マヤコフスキーのがつん、ズシンとくる小さな詩集『戦争と世界』(土曜社)を。
勝っても負けても、戦争は痛みしか残さない。

町田康さんの序文がまたシビれるのだ。(装丁もいい)

『サンデー毎日』430円。週刊誌ってスターバックスラテのトールより安いんだな…。発売中です。