読む薬

『サンデー毎日』最新号
輪番エッセイ “遠回りの読書”

今号は 若松英輔さんの近刊「読み終わらない本」ほかをご紹介。
若松さんの紡ぐ言葉はいつも、心の小さな傷に
優しくよく効く。

「抱えきれずにこぼれ落ちる弱さを
そっとすくい上げる言葉の薬」

三國万里子さんと。

魂震えた石岡瑛子展、
実家の隣町の大好きな書店、
故郷の母の深い寂しさ、
言葉にうまくできない自分の感情…。

共通体験が少なくないニットデザイナー三國万里子さん(『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』著者)と、対談をした。

深まったお話にもだが
写真にも
「え、こんな撮り方が?」と、大変驚かされた。
ぜひお読みください。

「世界はなんて広いんだ。ひとりぼっちがたくさんいる! 」
(連載『日々は言葉にならないことばかり。』北欧、暮らしの道具店)

文:大平一枝
撮影:吉田周平

本は心を耕す

書店Title店主 辻山良雄さんは
20代のあるとき、生きづらさを感じていた時期があったという。

沢山の人を取材していて思う。
人生でさまよった時間のある人と、ない人では、何かが違う。

対談連載『日々は言葉にできないことばかり』(北欧、暮らしの道具店)

『それがないと自分が育たないと思う時間」
文/大平一枝
撮影/鍵岡龍門

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