
レコードプレイヤーを買ったこともあり
先日、映画『ブルージャイアント』を観た。
ジンリッキー(や全てのカクテル)が最高においしいという理由で通っているジャズバーで、隣り合ったお客さんに激しく勧められたからだ。
ジャズに明るくなくても
アニメが苦手でも大丈夫。
絶対感動するから、と。
まんまと号泣。
アニメにしかできない大胆な演出。
たしかに「絶対」という言葉を使いたくなる作品だった。
後日、
最初に買うべきレコードベスト3を教えてと、くだんのバーのマスターに言ったら。
うんうんと悩んだ挙句、1枚のレコードを不意に差し出された。
「僕も初めてレコードプレイヤーを買った時、バイト先の店長にこんなふうにされてとっても嬉しかったので」。
オーディションで決まったという前述の映画の主役のサックス奏者は、ずっとこの店に出演していたという。「苦労されてきた方だから、本当によかったです」