8月6日、9日に。

 

アメリカに渡り、原爆開発製造にかかわりながら投下反対署名にサインした科学者に取材した。

被爆者がきっとそうであるように、
科学者の心にも幾重にも扉があると感じた。

現時点で知らないことばかりなのに
当事者が減少するなか、これからはもっと、知らないことが増える。
知らないことだらけになる。
だが核兵器について考えねばならない機会は増えるだろう。

『届かなかった手紙〜原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び〜』(角川書店、2017、現在電子書籍のみ)
お読みいただけたら嬉しい。

天声人語に。

今朝の朝日新聞『天声人語』に、
拙著『届かなかった手紙〜原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び』(角川書店)が紹介された。

原爆を開発しながら、非武装の市民がいる町に無警告で落とすなという署名をしたアメリカの科学者らに取材したものだ。彼らの多くはユダヤ系だった。

取材で、どんなに心温かく迎えられても、罪悪感や謝罪という言葉を出すと表情が変わる。虚無感に覆われることの連続だった。

被曝した国が、使用禁止に簡単に同意できない兵器について考える。今日は核兵器禁止条約発効日。

 

 

クラシックス リスト

拙著『届かなかった手紙〜 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び〜』が、昨年度に続き
『科学道1002020(理化学研究所、松岡正剛氏選)の
時代を超えて読みつぎたい「科学道クラシックス50」に選定されました。ありがとうございます。

『せいめいのれきし』(バージニア・リー・バートン)、『ろうそくの科学』(ファラデー)など、科学道クラシックス50タイトルはこちら。

中国語訳の緻密な装丁

拙著 『紙さまの話 〜紙とヒトをつなぐひそやかな物語〜』(誠文堂新光社)中国語訳が届く。

カバーを外さないと気づかない。さりげないけど緻密

カバーを外すと、赤色のイラスト・罫線・日本語タイトルが裏刷りされており、
表から見ると、それらが透けて
初めてデザインが完成する仕掛け。

サイトヲヒデユキさんの装丁を
中国の装丁家が尊重しながら
さらに自分流の解釈とデザインを施してくださった。

こだわり、思い、本書への慈しみが伝わり、
泣けた。

左から韓国語訳、原書、中国語訳。