『サンデー毎日』最新号
輪番エッセイ “遠回りの読書”
今号は 若松英輔さんの近刊「読み終わらない本」ほかをご紹介。
若松さんの紡ぐ言葉はいつも、心の小さな傷に
優しくよく効く。
「抱えきれずにこぼれ落ちる弱さを
そっとすくい上げる言葉の薬」
大平 一枝(おおだいら かずえ)
『サンデー毎日』最新号
輪番エッセイ “遠回りの読書”
今号は 若松英輔さんの近刊「読み終わらない本」ほかをご紹介。
若松さんの紡ぐ言葉はいつも、心の小さな傷に
優しくよく効く。
「抱えきれずにこぼれ落ちる弱さを
そっとすくい上げる言葉の薬」
魂震えた石岡瑛子展、
実家の隣町の大好きな書店、
故郷の母の深い寂しさ、
言葉にうまくできない自分の感情…。
共通体験が少なくないニットデザイナー三國万里子さん(『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』著者)と、対談をした。
深まったお話にもだが
写真にも
「え、こんな撮り方が?」と、大変驚かされた。
ぜひお読みください。
「世界はなんて広いんだ。ひとりぼっちがたくさんいる! 」
(連載『日々は言葉にならないことばかり。』北欧、暮らしの道具店)
文:大平一枝
撮影:吉田周平
渋谷でデモに遭遇。
通り過ぎるまで信号を待っていたら、
不意に鼻がツンとなった。
シュプレヒコールをあげ
ただノーと思うものをノーと言いながら
並んで歩くのに
3年もかかった。
あたりまえは、ありがたい。
月刊PHP 6月号、寄稿。
尾崎世界観さん連載あり。
矢部太郎さんの漫画あり。
デザインも内容もリニューアルし、300円で信じられないことになっている。