さよなら阿佐ヶ谷住宅

連日楽しい仲間との忘年会が続いている。そんなさなか、阿佐ヶ谷住宅の残り少なかった住人も次々立ち退き、これから本格的に解体作業に入っていくという話を聞いた。すっぽり抜けた空。雑木林のような都会の真ん中の広大な緑。アメリカの映画に出てきそうなテラスハウス付きの良質な集合住宅。公団とひとことでくくるより、津端修一、前川國男の「作品」とよびたくなるような昭和の宝がまた一つ消える、このせつなさ。

芋の日

もて余していたレーズン入りバターを投入したら塩味が絶妙。
奥 絢子さんのアトリエにて。奧さんの器は料理の品格を一段あげてくれる。

農園からさつまいもが沢山届くので、よいしょと重い腰を上げて一気にスイートポテトや茶巾絞りを作った。こういうものはちびちび作っていたのでは旨くない。大量に作らねば。

『フィット・フォー・ライフ』(ハーヴィ・ダイアモンド著)読了。栄養学の本をちゃんと読んだのは丸元淑生さんのそれ以来だから10年ぶりくらいかもしれない。おもしろかった。ナチュラル・ハイジーンの食事は私はまんま真似できないが、いいところだけとりいれてもいいなと思った。酸化しない、よい油をとるのは大事らしい。たぶん、酒のつまみ用のバターを菓子になんぞ使っていちゃだめなんだ、きっと。

奥 絢子さんhp

青春の続き。

久々に終電に乗り遅れた。編集さん+ライター同士で永福町で飲み上げる。
真っ暗なホームで「あれ?電車来ない」と気づき、駅員に「もう電車ありませんよ」と冷たく言い放たれた青春の1ページみたいな夜。
気分は18歳だけど、うんざりするほどいい大人の年齢になっている。やっていることは変わらないのに。

塩麹のたまな食堂

厚揚げがステーキのよう。

体の中に食物の酵素をとりこむひとりキャンペーンをしているので、今日の打ち合わせは青山のたまな食堂にしてもらった。ママ友に教えてもらった発酵食と有機野菜のレストランだ。メールでたまな定食を予約したら、ちゃんと電話が来た。メールでもすませられるのに、仕事をする姿勢が丁寧だと思った。きっと料理も丁寧に違いないと思ったらその通りで、おいしくてボリュームたっぷり(食い意地が張っているので、自然食系はいつもなんだか物足りないことが多い)。そして窓が大きくて居心地がいい。新刊の見本を大事そうに抱えてきてくれた佐藤さんと、ついふらふら〜っとこの店の別棟でやっている「塩麹教室」を予約してしまった。塩麹、気になる気になる。

たまな食堂
http://nfs.tamana-shokudo.jp/

 

レディースドック

10余年ぶりに健診にいった。自分の体は自分でメンテしなければならない自営業の哀しさよ。めんどくさいのと男性医師は苦手なので、ドーム型のMRIに入れば、いっしょくたに婦人科系全般をチェックできるというずぼら仕様のレディースドックにトライ。

わんわん工事のような音がするドームの中で30分横たわる。サンバだと思うことにして耐えたが、前夜にんにくを食べまくったことを忘れていた。次にあの筒に入る人は音と臭いのダブルパンチだ。すまんと心の中で謝りながら検診を終えた。

ジュースは出るわ、ホテルみたいな個室は付いているわ、看護婦さんがひとりつきっきりになってくれるわの至れり尽くせり。これで5000円くらいなら嬉しいのに。次が10年後にならないように気をつけよう。