冷静と情熱の間

娘の学校の作品展。『雷神』のテーマで、絵心の1ミリもない親ばかの目にはものすごく上手く見えたので、あえて隣の子の作品と並べ、やらしい撮り方をした。帰宅後、美大の附属中学に行くのもいいんじゃないかとHP を調べていたら、「受験まであと2か月の状態で、ばかみたいにたかだか1枚の絵でそんな大きな方向転換をする親はいない」と息子が言う。「じゃ、美術コンクールにでも出品しようかな」と言うと「本当に上手かったらとっくに学校で応募している。親バカもいい加減にしたら」と吐き捨てられた。ちえ。これだから現実主義者はいやなんだよとぶつぶつ。

ポットラックパーティ

また性懲りもなくパンを焼いた。チーズブロック入り。

コーポラティブハウスの仲間が集まって、我が家でポットラックパーティ&防災勉強会。

ポットラックは、知らないレシピを吸収できるからいいなあ。

野武士の表紙決め

デザイナーの斉藤いづみさんから、表紙案が9案上がってきた。
こんなにたくさんの候補をもらうのは初めて。(普通は2案か3案だ)「捨て案」というのがなく、1点1点にかける集中力たるや。(結局その後更に追加で8案届き、計17案になった!)
安部巨匠も「1点気になるから再撮するわ」と休日にカメラを担いで現れた。
編集の佐藤さんは、「こうなったら、最後まで妥協せずにつきつめましょう!」と、下北沢まで来て校正を何度も。身内の褒め殺しみたいに見えたら気持ち悪くて不本意だが、この本は間違いなく最強の野武士みたいな女たち(エリートの武士ではなく)に支えられている。それに応えられる内容になっているか。己の胸に聞いてみる。

斉藤いづみさんHP
http://rhymeinc.com/

老境

ブータン国王夫妻の小さなニュース、立ち居振る舞いを見るだけで、やたらに涙が出てくるので困る。

清らかなものって、説明しなくても伝わるものなんだな。

甲子園を見ても泣けるし、小学生の合唱もいけない。

最近は「ぶらり一人旅」みたいな番組で40年コロッケを揚げ続けているおじさんのインタビューで涙が止まらなくなる。

『探偵ナイトスクープ』でやっていた、「卒業アルバムを見ると、知らない子のそれでも必ず泣いてしまう大阪のおばさん」に親近感を抱く今日このごろ。

新刊タイトル決定

12月19日発売の新刊タイトル決定。
『もう、ビニール傘は買わない。』~暮らしと自分を変える60の習慣~(平凡社)。

15冊目になるが、ほとんどのタイトルは出版社で決められる。
今回もそう。
もっと偉い作家は違うのだろうが、わたしレベルの書き手のタイトルは営業部の意見が重要で、
そういう人たちが列席する出版社の会議で決められる。
著者は出席しないし、意見は重視されない。
商品なので、もっとビジネスライクに判断しなければならないのだ。
会議後、待合室で子どもの誕生を聞く父のような心境で、編集者からの連絡を受ける。
事前に編集者と綿密な打ち合わせをしているので、
こちらで考えたタイトルでいけるかどうか、周囲の反応も一番先に聞けるというドキドキの会議である。
結果は私たちの推すものになり、しかも営業の方たちの反応もとてもよかったと。
のるかそるかのこのタイトル。市場で吉と出るか凶と出るかは天のみぞ知る。

食生活、物の持ち方、人付き合い、季節との向き合い方…。使い捨てや、その場限りの消費に背を向けて一歩ずつ大人になるための実用エッセイです。

ただいま校正中。