そーゆー季節

 

そういう季節だ。
梅サワージュースをガブガブ飲んでいた子らも勝手に大きくなってしまい
「もうそんなに飲めない」とのことなので、今年は少しずついろいろ漬けてみた。

お情けのように、たまにしか帰宅しない息子が
「梅ジュース、1本ちょうだい、彼女と飲むから」。
いそいそとつくりましたけれども。

(左から)
黒糖梅酒(ブランデー)、梅サワージュース(酢)、梅酒(ブランデー)

そんなはずでは

自家製味噌、できあがり。

しかし、食べたらものすごくまずかった。

味噌仲間からもちらほら聞くが
2018年に漬けた味噌は「まずい」。
なんで!?
温暖化だから?
自家製がまずいってどゆこと?

撮影でいただいた塊肉を
梅味噌と塩麹漬けにして、味噌の失敗をごまかしてみた。

 

節約な母の日

昨年は印税をほぼ近所の酒代に突っ込んだと気づき、そうだ我が家を居酒屋にすれば節約になると
ようやく改心。
んで、今夜の卓
○「串カツ田中」ふう、いぶりがっこのポテサラ(煮卵たっぷり入り)

○下北沢の隠れた名店「宿場」ふう、海苔巻きチーズ揚げ

○甘くないゆずサワー(キンミヤ焼酎を高知の日曜市で買った手搾り柚子酢と炭酸で)

○「晃月」ふう、筍と里芋の煮物

どれも、店で「あーもっと食べたい」と思ったもの。サワーは甘くないのがいい。
あとは昨夜の残りの切り干し大根サラダ、焼肉の巻き寿司。

安上がりなセルフ母の日。

行きたかった聖地

ここ数ヶ月で一番行きたかった場所、東京ウィスキーライブラリーへ。
私の好きなアイラモルトだけでも、教科書みたいな分厚いメニューブックに何ページも!

ウイスキーが1000種揃うという天国みたいな店で、
好き放題飲んだら、財布がどえらいことになるので
女3人、「2杯までね」「1杯1500円のまでね」と
牽制しあいながら飲んだ。

なのにパイセン1(ソムリエなのにウイスキー好き)は、本を3冊買えそうな
ヴィンテージ3杯目をうまそうにのんでいた。

カバランの蒸留所に行ったというパイセン2(ウイスキーは初心者と自首)は
ラフロイグデビュー。あたし、これ好きだわーと目がハート。良い傾向です。

(写真)
どうしても飲みたかったカバラン。他の店であまり飲めないので、勇気を奮って頼んだら
「リーズナブルなカジュアルラインもありますよ」。それでも十分に、私には最高峰。
次に行きたいのは、台湾のカバラン蒸留所か、アイラ島で蒸留所で決まり。

四谷荒木町クロニクル

上京して最初に働いた街、四谷荒木町で痛飲。
雑居ビルの2階に、編集プロダクションがあり、社員として女性誌の編集に携わった。

細く、いりくんだ路地。傍らのお地蔵様。小さな公園。
料亭の軒先に干されたからすみ。
紫色の看板のカラオケスナック。
安くて夜遅くまでおいしいナポリタンを出してくれるバー「こくている」。

変わったものと変わらないものが混在し、深く考えると悲しくなるのだが
フジテレビが河田町から海の方に移っても
ふんばって街の灯が消えずにあることが
ただ、率直に嬉しかった。

そして3軒はしご。
1軒目で青いビームスのパンプスを履いていたのだが
朝起きて、玄関を見たら、ピンクの(だいぶくたびれた)ジミーチュウのハイヒールに変わっていた。
他人様の靴で、2軒も飲み歩いていたってどういうこと・・・。

(写真)
夢(や愚痴)を語り合った、こくているは健在。
ナポリタンは深夜に食べるときほどおいしくて箸が止まらず、「でぶの敵」と言いながら
結局いつも、完食するのであった。

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