「修理」の継承

「限りなく裸足に近い」感覚の靴、ドイツ・ビオライン社のヤコフォーム。
取材で、死ぬほど歩いても疲れないのは、普通の靴と違って、つま先に向かって開いているなのと、
革がどんどん柔らかく、足に馴染んでいくからだ。
体育大学の先生が設計し、1977年に発売されたロングセラーだそうな。

しかし、数年履き倒したらくたくたになり、勧められて修理していただいた。

before(お目汚しご容赦)

after

靴を修理すると、足に馴染む革の柔らかさはそのままで
見た目の艶やソールだけ新しく蘇る。
なんて合理的なんだ!

しみじみ実感するが、修理の技術を持っている会社は尊い。
技術を継承する体力と、ぶれない理念がないと、「ブランド」は成立しない。

どんどん作って、どんどん壊れて、また売るのではなく、どんどん直して愛してもらうことが
結局、再びの購買につながる。

開化堂の茶筒もそうだったが、直してもらうのって気持ちがよくて楽しいな。ビバ!修理、なんである。