

『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』(大和書房)
文 大平一枝
イラスト ミヤギユカリ
装幀 森治樹
編集 小宮久美子(大和書房)
読んで楽になった、泣ける……とママたちのあいだで話題沸騰!
人気サイト「北欧、暮らしの道具店」で大反響の伝説のエッセイ収録
だれもが初めて「お母さん」を体験するのだ。
ていねいにも
まめにもできないけれど
これでいいんだと背中を押される
失敗母さんからのエールエッセイ。
【制作こぼれ話】
表題は、『北欧、暮らしの道具店』で連載し、反響をいただいたエッセイのタイトルから。
それを読んだ編集者、小宮久美子さんからご連絡をいただき
子どもが23歳と19歳になるまで、各誌紙で書いてきた育児エッセイを抽出、年齢順にまとめ直し、加筆修正しました。
私はいつも仕事でヨレヨレ、家事も育児もだめだめ。
丁寧になんてとても暮らせない、失敗の連続の母親です。
ていねいにも、まめにもできないけれど
それでいいんだよと背中を押すような1冊にと願っています。
本書スタッフは、編集者、装幀者、イラストレーターともに親であり
「子どもはいつか、その扉を開けて出ていってしまう」という
わずかなせつなさを共有しながら
制作できたことが、私の大きな財産になっています。
