

『おかあさんのおべんとう~母弁~』(主婦と生活社)
共著 大平一枝 カナヤミユキ
編集 八代善剛
撮影 安部まゆみ
装丁、絵、スタイリング カナヤミユキ
スタイリングアシスタント 宇南山加子(SyuRo)
料理サポート 佐藤裕加、たかはしよしこ
デザイン 佐藤一史+nyu
お母さん目線で本当に役に立つ、小さなおかずのカタログのような本を、
そして、長く本棚においてもらえる料理本を作りたかった。
【内容】
全232レシピ、行事弁当、ベランダごはん、お弁当にまつわる10の話ほか
【制作こぼれ話】
なぜ、お弁当か。と聞かれたことがあります。
でも私の中では、しっかりつながっています。大量生産できず、手間暇かかって、まさに毎日が世界に一個。
作った人の思いが、おかずの詰め方、米の一粒一粒から伝わる。作る方は大変だけれど、こんな「心」が伝わる食べ物って、ほかにあるだろうか?くらいに思います。
たかはしよしこさん、佐藤裕加さんなど料理スタッフに助けられながら、毎日計って作ってメモって、の生活が続きました。
カナヤミユキの作るスタイリングの世界も独特で、これはぜひ見てもらいたいと思います。
仕事をすればするほど、次々アイデアがわき出てくる体質の人っているんだなあと驚かされました。
ふつうは、232も作っていれば、スタイリングのアイデアも枯渇するというもの・・・。
1年かけて作った思い入れの深い1冊です。
