『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

著 大平一枝 
編集 佐藤暁子 
装丁 斉藤いづみ(rhyme inc.)
撮影 安部まゆみ
イラスト 斉藤いづみ

たくさんものを買って、たくさん捨てて、たくさん遊んで、仕事もしてきた。
でももう、そんなに買ったり、電気を照らして遅くまで働いたりしなくても
いいんじゃないか。
雨が降りそうな日は折りたたみ傘を持つ。なければ買うという生活を少しやめてみると
季節がぐっと近くになるし、けっこういいことがいっぱいある。空を見上げる間もないほど働くのはよしましょうという本です。

【内容】
下着を買い替える日を作る、日本手ぬぐいと木綿往生、空き瓶をいくつとっておくと心は満たされるのか、
引っ越し自分実験、日が暮れたら仕事はおしまいにする ほか

【制作こぼれ話】
平凡社の佐藤暁子さんが、最初は「荒物屋の本を作りましょう」と声をかけてくださいました。
うんうんそりゃいいねえ、絶滅危惧種だもんねえと不慣れなカメラ片手に街を二人で歩き・・。
それからいくつか変遷があって、60の暮らしのネタを書く本になりました。
タイトルは佐藤さんの発案。ものすごく迷いましたが、タイトルで買ったと言う何人もの人に出会い、
ああ良かったなあと今は思っています。

偶然ご近所の斉藤さんは、2回目に会ったときに葛西薫さん装丁の本を貸してくれて、
ものすごく好きなデザインで、ああこの人は説明がいらないと思いました。
鉛筆画の繊細なイラストも彼女の作です。

いつもの相棒、安部まゆみ巨匠は、1回目の撮影で「納得いかない」と休日にカメラを担いで再撮にきてくれました。
初めて会ったときに好きな版元のひとつと言っていた平凡社の本作りを、二人で出来てこれは至福です。

いつも思うことですが、書籍作りは文化祭のよう。
終わると淋しくて、用もないのにみんなに会いたくなるし、こんな文章を書きたくなってしまうのです。