著作こぼれ話

 

大平一枝 著作 こぼれ話

届かなかった手紙 〜原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び〜


・最 新 刊・
『届かなかった手紙 〜原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び〜』(角川書店)
2017年10月27日発売



文・写真 大平一枝
装丁 松田行正・杉本聖士
編集 菊地悟(角川書店)

〜原子爆弾開発のきっかけを作った科学者は無警告使用中止の手紙を送っていた〜

原爆を開発したマンハッタン計画には3千人の科学者・技術者がいたと言われる。
そのうち70名が「ヒロシマにげんばくを無警告で落としてはならない」と
投下の3週間前に、トルーマン大統領に署名を送っていた。
私は、アメリカに渡り、最後の署名科学者とその家族、同僚に取材を重ねた。
説明責任のために取材に応える科学者。
やりきれない思いを抱えて路頭に迷う自分。
その旅の顛末と歴史に埋もれたひとりのユダヤ人科学者の生涯をおった。

「いま、シラードを知っているアメリカ人はほとんどいない」――。

巨大な爆弾製造の可能性を予見し、「ナチスに対抗するために、アメリカでも原子力爆弾の研究が必要です」とアインシュタインに手紙を書かせたハンガリー生まれのユダヤ系物理学者、レオ・シラード。彼は原爆投下の直前、トルーマン大統領宛に、無警告使用に反対する七〇名の科学者の署名を集めた。製造をたきつけておきながら、なぜ使用を止めようとしたのか。そんな人物がなぜ歴史から葬られているのか。署名はその後どうなったのか。

本書ではシラードの請願書に署名した科学者をはじめ、彼を知る人物を中心に直接取材を実施。彼の名が消えた理由、そして、総費用二兆円、関わった労働者11万人余と言われるマンハッタン計画の本質とは。それは、すなわち原爆とはなんであったかという問の答えでもあった。

<目次>
序文
第一章 突然の、旅の始まり
第二章 ユダヤ系科学者とマンハッタン計画の濃密
第三章 予知する天才科学者の光と影
第四章 消された声
第五章 署名科学者の、あのときから今日まで
第六章 現代の“シラード”たち
第七章 旅の終わり、ヒロシマ
跋文




『あの人の宝物 ~人生の起点となった大切なもの。16の物語~』(誠文堂新光社)

 
・新 刊・
『あの人の宝物~人生の起点となった大切なもの。16の物語~』(誠文堂新光社)
2017年4月6日発売



文 大平一枝
写真 本多康司
装幀 新保慶太・新保美沙子(smbetsmb)
編集 至田玲子(誠文堂新光社)

取材後に、もっとお話を聞きたかった、生き方や価値観を知りたい、あの人の魂を支えているものは何だろう、と考えさせられる人が何人かいる。
本書では、もの作りや、表現の仕事に関わる人生の先輩、その道を切り拓いた先駆者を中心に、
“長く使い続ける大切なもの”を伺った。
16人、16の物語から、あなたなりのゆたかに生きるヒントをみつけていただきたい。

田村セツコ(イラストレーター)
松岡享子(児童文学作家、翻訳家、東京子ども図書館名誉理事長)
久野麗子(もやい工藝 店主)
江上栄子(料理家、江上料理学院院長)
カナヤミユキ(デザイナ-)
宮城宣子(書家)
岡崎武志(ライター、書評家)
ひがしちか(日傘作家)
山内彩子(Gallery SUオーナー)
春風亭一之輔(落語家)
柚木沙弥郎(染色家)
鋤田正義(写真家)
松田行正(グラフィックデザイナー、牛若丸代表)
蛭子能収(漫画家)
田窪恭治(美術家)


【制作こぼれ話】
編集の至田さんは私の本は3冊目だが、それ以外のスタッフはみな初めて組んだ。
本多さんは、透明感と憂いが宿った写真をすべてフィルムで撮影してくださった。
この写真に、ことばでは表しきれない表現をどれだけ救われたことか。
新保慶太・新保美沙子さんのデザインは、余白が美しい。
私の好きな北園克衛の前衛的な余白ともいうべき解釈を、私は勝手に彼らのデザインから感じている。
静かに心に迫る文字と写真の本になった。

ひとりで南フランスで林檎の礼拝堂を改修した美術家の田窪恭治さん、
デヴィッド・ボウイの写真で知られる鋤田正義さん、
何度か通う中でいまでは、取材より世間話のほうがながくなってしまう稀代の染色家、柚木沙弥郎さん・・・・。

道なき道を自力で開拓した先輩方の話はとりわけ心に刺さった。

1年半かかったが、後悔の無い仕上がりになった。



男と女の台所(平凡社)

 
・新 刊・
『男と女の台所』(平凡社)
2017年2月24日発売



文・写真 大平一枝
装幀 横須賀拓
編集 佐藤暁子(平凡社)

連載編集 福山栄子、辻川舞子、諸永裕司(朝日新聞社)

『東京の台所』(平凡社)の第二弾です。
朝日新聞デジタル&wの連載を元に書き起こしと追加取材によって、19人の愛と別れの物語を執筆。すべての舞台は台所です。

・同卓異食は終わりの始まり
・与えられ、失われ、見守られ、愛される
・人気フードブロガーの恋
・結婚五四年。団地暮らしの夫婦のものさし
・路上生活夫婦のあるきまじめな日常
・離婚。味覚をなくした先に
・ていねいになんて暮らせない
・四〇代。家庭内クライシスの先に見つけたもの
・彼女と彼女の食卓
etc.


【制作こぼれ話】
朝日新聞デジタル&wにて隔週連載5年目。訪ねた台所は150軒を超えました。
夫婦、同棲カップル、同性カップル、夫を看取った女性、離婚危機、ホームレス。
19人の台所を通して男女の愛の本質を探ります。
前作は「ほんをうえるプロジェクト」に採択され、書店のみなさんが
長く大事に売ってくださいました。
本作も長く愛される本になるようにと願っています。




『紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語』(誠文堂新光社)


・新 刊・
『紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語』(誠文堂新光社)


大平一枝 著
小林キユウ 写真
サイトヲヒデユキ 装幀
至田玲子 編集(誠文堂新光社)

クリエイター、アーティストらに聞いた忘れられない紙との邂逅。
10年前に刊行、好評をいただいた『紙さま』(ポプラ社)の増補版です。

家族からの手紙、旅先での切手、美しい装幀の本、昭和の遊び心あふれたトイレットペーパーの包み紙、憧れの菓子の包装紙…
メールにはない手のぬくもりや、ザラザラ、しわしわとした痕跡のある紙のしられざる物語を綴りました。

2006年にポプラ社より刊行された『かみさま』は、
本書掲載の活版印刷工場をきっかけに「活版再生展」(世田谷文化生活情報センター)が開催され、
活版印刷を見直す潮流の大きなきっかけの一つともなりました。
好評だった『かみさま』の内容を一部残しながら、大幅に加筆修正をして新版化しています。
(amazon より)

【制作こぼれ話】
〇数十年ぶりに仲條正義さんの手によってリニューアルを果たした資生堂パーラーのギフトボックス
〇伝統工芸品を描いた美しい切手誕生に隠された亀倉雄策をめぐる秘密
〇ヨーガン・レールや鹿児島睦さんらの活版印刷物を担う下町の菊川印刷。ひとりできりもりする若き職人の熱
〇新潮社装幀室
〇イルマ・ボーム
〇ベンギンブックスの気鋭デザイナー
〇竹尾の箔押し
※全国の美しいお菓子の包装紙(別丁)付き。

本城直季さん、菊地敦己さん、平野甲賀さん、牧野伊三夫さん、橋詰宗さんほか25人の
気になる人たちの大切な紙を覗かせてもらう旅をしました。

それぞれに紙に託した思いがあり、おどろくような物語がありました。
10年前の拙著『かみさま』がきっかけでつながった縁、店、人生の転機もあり……。
1冊にぎゅっと
好きなものをつめこみすぎて倒れそうなほどつめこんでみました。




○紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語

『東京の台所』(平凡社)


・新 刊・
『東京の台所』(平凡社)


文・写真 大平一枝
装幀 横須賀拓
編集 佐藤暁子(平凡社)

連載編集 諸永裕司(朝日新聞社)


『東京の台所』(平凡社)本日発売です。朝日新聞デジタル&wの連載が書籍になりました。
100軒から抜粋と、撮り下ろしを含め掲載数は50軒。

DIY名人の台所、
料理をしない台所、
ものを持たない台所、
インドマニアの台所、
71歳の台所、旅の途中の台所、
建築家自邸の台所、
料理家の台所、
ホームレスの台所・・・。
50人50色の台所図鑑。


【制作こぼれ話】
平凡社の佐藤暁子さんに「人の台所を撮り歩く本はどうでしょう」と提案されたのが2008年。
2012年、朝日新聞社の諸永裕司さんがぼちぼち撮り始めていた私たちの拙い企画に「東京の台所」と命名し、
朝日新聞デジタル&ウエブ連載として大きく育てて下さいました。
佐藤さんと一緒に6年かけ、たずねた台所は110軒余。連載は現在も続いています。
どの台所も思い入れが強く、どれを載せるかより、どれを外すかに頭を悩ませました。
老体に鞭打ち、毎週、2年間、よそ様の台所を訪ね歩いた結晶が1冊にまとまり、特別の感慨深さを感じています。
10年後も読まれていたい、どこかの誰かの書棚にあって欲しいと願いながら執筆しました。




○東京の台所 

○&BOOKS「トリコロールの台所」Amazon kindle(電子書籍版)

○&BOOKS「トリコロールの台所」楽天kobo(電子書籍版)

『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)




『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)



著 大平一枝 
装幀 斉藤いづみ
写真  山出高士ほか
編集 荻原友香 


第1章■散歩の新思想~裏テーマをいだいて歩く
謎の道、もじゃの家、奇看板観察etc

第2章■おもしろうろうろ~物語を感じる
東京無名建築紀行、カオスの十条商店街etc

第3章■持ち帰るヒント~暮らしに活かす
旧武者小路実篤邸、大人のお稽古、紙あそびetc

第4章■美品、良品~永遠の快適を探す
木曽漆器市、深大寺手作り市、もやい工藝、銀座たくみetc

付■散歩をめぐる恋の小編
本の森で月歩き


【制作こぼれ話】
『散歩の達人POCKET』シリーズ創刊。その1冊目である。
主婦のための散歩本をつくりませんか、と元『散歩の達人』編集長さんが仙川を訪ねてくださったのは桜満開の頃。主婦は時間がないですよ。それに主婦は主婦という言葉が嫌いですよと答えると「総菜を買う道中や、シマムラみたいな量販店に行くのも散歩じゃないですか」と山口さん。
そこから、心を豊かにする小さな外出という方向性が絞り込まれた。
保育園に向かう道中。夫と出勤前に喫茶店に行ったり、近所の無人販売の野菜を買いに入ったり、歩きながら不審者のようにきょろきょろとして素敵ORキ
テレツな家をのぞきあるいた日々のことを綴った。本にすることなどゆめゆめ思わずに撮っていた雑草や、緑もしゃもしゃの家や、変な看板や、ひとりで入れる居酒屋や、忙しい主婦でも通える大人のための単発お稽古など、ここ10年ほどの写真とともに26本のエッセイと41本のネタ、4つの大人の習い事、2編の短編小説、インテリア&ライフスタイル提案ともりだくさんに。
執筆はトライアスロンのようにハードであったが、すべてを出し切った達成感が半端ない。ものすごく良いスタッフに恵まれた。




『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ ~漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品~』(誠文堂新光社)

 

『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ~漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品~』
(誠文堂新光社)



著 大平一枝 
装幀 斉藤いづみ
写真 安部まゆみ
編集 至田玲子

テレビや雑誌に載らない、ご近所さんだけが認める
「お茶うけの達人」を訪ね歩いた。
お茶うけには、野菜や果実。山菜や木の実という
旬の恵みを保存して
1年中楽しむための知恵と工夫がたくさんつまっている。
そこに流れるゆたかな時間のかけらを
生活の中に取り入れてもらえたら
本望である。


【制作こぼれ話】
春夏秋冬、長野に通った。
スタッフ3人、実家に泊まり込んで何十品も撮ったり
長野にUターンした学生時代の仲間にも登場してもらったり
助けてもらった。
18歳まで長野県内5カ所に住んだ私としては
故郷を俯瞰し
ひとつ、人生の区切りが付いたようなおももちでいる。


一般の方にレシピの分量を聞くのは無理だろうと
はんぶんあきらめそうになっていたことも
「やりましょう」と編集の至田さんが最後まであきらめなかった。
結果、想像していたものをはるかに上回る中味の濃い1冊になった。
最後まであきらめないこと、粘り強くものづくりをすることの
大事さと醍醐味を学んだ。


安部まゆみの車に乗り
わあわあサーカス団のように町から町へと移動した。
最後の取材が終わったとき
「このスタッフとの旅がもう終わりというのが1番寂しい」と至田さんは言った。
皆同じ気持ちだ。


すべて撮り下ろし。
もうこんなに丁寧に手間暇かけた書籍づくりはできないんじゃないかとさえ思う。
気持ちはあっても、そんな幸福な条件と環境が揃うことはそうはあるまい。


本作りというひとつの祭りが終わり
少しの淋しさと、やりきった充実感に包まれていぼーっとしている。
これはいつものことで
だから、本作りは麻薬のように楽しいのである。




『昭和ことば辞典  おい、羊羹とお茶もっといで!』(ポプラ社)

『昭和ことば辞典  おい、羊羹とお茶もっといで!』(ポプラ社)

イラスト 伊藤ハムスター
装幀 寄藤文平+吉田孝宏(文平銀座)
編集 鎌田怜子


【内容】
失われつつある昭和のことばたちを手のひらですくって眺めてみると、ふと気づく。
ここには私たちの知らない時間が流れている。
ことばひとつで人と人との距離はぐんと縮まる。
否定も断罪も、やわらかい言葉でくるむ。
愛の告白はストレートに。
ほめれたら上手に謙遜して。
先人の知恵がたっぷりつまった昭和ことばを
暮らしのアクセントに、ちょいとアレンジして現代社会に生かしてみれば
きっと今より幾分、世の中が円滑で生きやすくなるはずだ。


【制作こぼれ話】
小津安二郎、成瀬巳喜男、増村保造、溝口健二、川島雄三、木下恵介……。
暇の徒然に4年かけてDVDで手に入る
昭和10〜40年代の小津、成瀬、溝口あたりはほとんど見た。
若い頃にいきがって見たけれどさっぱり魅力が分からなかった小津の世界観に、
今回はどっぷりはまれた。
編集の鎌田さんもどんどんはまっていって、見終わったあと、
これらの映画について語り合える人がいないもどかしをも共有しあった。
こんな宝物、過去においてきてしまうのはもったいないの一心で
作った昭和ことばカタログ。
なにしろハムスターさんの絵がシュール&秀逸なのである。




『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)

著 大平一枝 
編集 佐藤暁子 
装丁 斉藤いづみ(rhyme inc.)
撮影 安部まゆみ
イラスト 斉藤いづみ


たくさんものを買って、たくさん捨てて、たくさん遊んで、仕事もしてきた。
でももう、そんなに買ったり、電気を照らして遅くまで働いたりしなくても
いいんじゃないか。
雨が降りそうな日は折りたたみ傘を持つ。なければ買うという生活を少しやめてみると
季節がぐっと近くになるし、けっこういいことがいっぱいある。空を見上げる間もないほど働くのはよしましょうという本です。


【内容】
下着を買い替える日を作る、日本手ぬぐいと木綿往生、空き瓶をいくつとっておくと心は満たされるのか、
引っ越し自分実験、日が暮れたら仕事はおしまいにする ほか


【制作こぼれ話】
平凡社の佐藤暁子さんが、最初は「荒物屋の本を作りましょう」と声をかけてくださいました。
うんうんそりゃいいねえ、絶滅危惧種だもんねえと不慣れなカメラ片手に街を二人で歩き・・。
それからいくつか変遷があって、60の暮らしのネタを書く本になりました。
タイトルは佐藤さんの発案。ものすごく迷いましたが、タイトルで買ったと言う何人もの人に出会い、
ああ良かったなあと今は思っています。

偶然ご近所の斉藤さんは、2回目に会ったときに葛西薫さん装丁の本を貸してくれて、
ものすごく好きなデザインで、ああこの人は説明がいらないと思いました。
鉛筆画の繊細なイラストも彼女の作です。

いつもの相棒、安部まゆみ巨匠は、1回目の撮影で「納得いかない」と休日にカメラを担いで再撮にきてくれました。
初めて会ったときに好きな版元のひとつと言っていた平凡社の本作りを、二人で出来てこれは至福です。

いつも思うことですが、書籍作りは文化祭のよう。
終わると淋しくて、用もないのにみんなに会いたくなるし、こんな文章を書きたくなってしまうのです。




『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ十二か月』

『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ十二か月』(ワニブックス)

イラスト コーチはじめ
編集 寺林真規子
装丁 川名潤、五十嵐ユミ(pri graphicks inc.)


知恵をめぐらし、四季に寄り添い、生活の行事を楽しむ。
ちょっと昔の暮らし方の中に、今私たちが欲しい答はみんなある。


【内容】
正月ラジオ、火鉢、手づくり玄米茶、マイ桜、野草の湯、浴衣、干し野菜、お茶漬け、柚子仕事……。
二十四節句、七十二候。肩の力を抜いたお楽しみ生活歳時記十二ヶ月分です。

【制作こぼれ話】
もともとは、自著『かみさま』を読んだワニ・ブックスの寺林真規子さんが、
別の企画を考えてくださっていました。
それが稀有な小さな縁でつながってゆき、恵比寿の喫茶店で初めてお会いしたのでした。

そこで、1年に日曜日は53回。たったそれくらいだったら、
ちょっと前の日本の暮らしを楽しめるよね。
それで1年後の自分がちょっと素敵になっていたらうれしいよね、というような話がもりあがり、
どんどん全然別の企画がふくらんでゆきました。それが本書です。

やっぱり本作りは楽しいなあと、1ページ1ページしみじみ実感しながら書きました。
本当はこういう本ほどゆっくり書ければいいのだろうけれど、
その間も九州へ、京都へと別の仕事で東奔西走。
それでも、この原稿に向かう時間は、呼吸はすう~っと深くなり、きもちが鎮まるのでした。
やっぱり日本文化にはなにかある。
目に見えない先人の導きについてゆくような、不思議な体験でした。

イラストは、洋風でも和風でもない、
唯一無二の独特の世界観あふれる絵を
怖ろしいスピードで描き上げる大好きなコーチさん。
書きたいことは書ききったなあという思いがあります。
ひと言で言うと、ご馳走は、ハレの日だけに食べましょうという本です。




『おかあさんのおべんとう~母弁~』(主婦と生活社)

『おかあさんのおべんとう~母弁~』(主婦と生活社)

共著 大平一枝 カナヤミユキ
編集 八代善剛
撮影 安部まゆみ 
装丁、絵、スタイリング カナヤミユキ
スタイリングアシスタント 宇南山加子(SyuRo)
料理サポート 佐藤裕加、たかはしよしこ
デザイン 佐藤一史+nyu


お母さん目線で本当に役に立つ、小さなおかずのカタログのような本を、
そして、長く本棚においてもらえる料理本を作りたかった


【内容】
全232レシピ、行事弁当、ベランダごはん、お弁当にまつわる10の話ほか


【制作こぼれ話】
なぜ、お弁当か。と聞かれたことがあります。
でも私の中では、しっかりつながっています。大量生産できず、手間暇かかって、
まさに毎日が世界に一個。
作った人の思いが、おかずの詰め方、米の一粒一粒から伝わる。作る方は大変だけれど、
こんな「心」が伝わる食べ物って、ほかにあるだろうか?くらいに思います。

たかはしよしこさん、佐藤裕加さんなど料理スタッフに助けられながら、
毎日計って作ってメモって、の生活が続きました。
カナヤミユキの作るスタイリングの世界も独特で、これはぜひ見てもらいたいと思います。
仕事をすればするほど、次々アイデアがわき出てくる体質の人っているんだなあと驚かされました。
ふつうは、232も作っていれば、スタイリングのアイデアも枯渇するというもの・・・。
1年かけて作った思い入れの深い1冊です。




『とっても心地いい!シンプルひとり暮らし』(すばる舎)

『とっても心地いい!シンプルひとり暮らし』(すばる舎)

装丁 谷口純平想像力工房
編集 渡辺のぞみ
イラスト サイトウトモミ


持ちすぎない
そろえすぎない
ワタシサイズの快適生活を見つける!


【内容】
「少しずつ足していくインテリアと収納」「14回転居から学んだ部屋探し&引っ越しのコツ」
「ひとり暮らしだからこそ大切にしたい家族の絆、心の絆」ほか


【制作こぼれ話】
ひとり暮らしには、たとえば鞄ひとつで、1ヶ月の旅にひょいと出られるような──、
彼の住んでいるあの町の近くに住みたいと思いたった日から三日で荷物をまとめて引っ越しができるような、
できればそれくらいの身軽さが欲しい。
そんな身軽さこそが、ひとり暮らしの特権で、所持品が多くなるほど、
暮らしは複雑になり、シンプルに生きうにくくなる。
~「はじめに」より以下略

編集の渡辺さんから最初に「はじめに」を書いて欲しいと言われ、提出。
そこから装丁の谷口純平さんがさらさらと表紙案を起こしてくれたそう。
原稿より先に表紙案が生まれたのは、これまでの仕事で初。
バッグの形は家。颯爽と家を持ち歩く女性のイラスト、とても気に入っています。
私は9年のひとり暮らしを経て、もはや4人暮らしですが、
人生で初めての自立を迎えるひとり暮らしさんのために、心を込めて書きました!




○Amazon kindle(電子書籍版)

○楽天kobo(電子書籍版)

『ジャンク・スタイル・キッチン』(風土社)

『ジャンク・スタイル・キッチン』(主婦と生活社)

装丁 下山ワタル
写真 安部まゆみ、野寺治孝
編集 遊佐葉子、熊谷美智世
イラスト 北村範史、伊藤絵里子


自分が焼いた器、自分で作ったテーブル、椅子、そして台所。
大量生産で大量に供給されたおしきせの台所をよしとせず、
使いやすいように自分サイズに手を入れた、
世界でたったひとつの
私の台所を持っている人たちをルポ。
台所の数だけ、まじめであたたかな幸福が、確かにそこにあった──。


【内容】
匙屋、寺林省二、わが家の古いもん、待つ料理ほか


【制作こぼれ話】
ジャンクシリーズ3部作がようやく完結。1年に3冊はさすがにハードだったが、
目に見えないいろんなものを受け取った。
3冊を通して、じつは、働くとはどういうことかを、いちばん書きたかった。
「こういうことを書きたいんだけど、シリーズともなると、つっぱしっていいのか迷うし、不安がある」と
最初に話したときに、
編集の熊谷さんが「これを読んで」とある新聞の社説をファックスしてくれた。
日本の経済と若者の指向についての記事だった。
彼女は言った。「私たちは間違ってないから、迷わずいこう」。そこで3冊の軸になる1本の道が見えた。
執筆中、何度、そのファックスを読み直したことだろう。
発売後、これまでの私の本とは異なり、編集の遊佐さんが、新聞に重点的に働きかけた。
小さな本だが、インテリアの様式としてではなく、暮らしの思想を紹介した書として、
編集と営業と著者が一体となり、
心を一つに動けたことは初体験で、かけがえのない時間を過ごせた。







『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社)

『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社)


装丁 下山ワタル
写真 安部まゆみ、野寺治孝
編集 熊谷美智世
イラスト 北村範史、伊藤絵里子


人にはがらくたに見えるものでも、自分が美しいと思えばそれでいい。
そういう住まいを訪ねていくうちに気づいた。
これは、「もったいない」を大事にする先人達が築いた価値観。
私たち日本人が先祖から受け継ぎ、累々と実践してきた暮らし方である、と。


【内容】
アントス(金属造形作家)、ジャンク・スピリッツ・ロード(裏下北沢)、
牧野伊三夫さんの宝物をのぞきにゆく。私的民藝紳士録ほか


【制作こぼれ話】
ジャンクシリーズ3部作の第2弾。会う人、会う人に、発見と学びを得た。
脱稿したとき、もう3冊目はとても書けないと思うくらいに精根尽き果てた。
何度も取材して、知っているようなつもりになっていたアントスの二人の
心の内やルーツを初めて聞くことが出き、
つくづく人物取材は、2時間3時間なぞのインタビューなどでは、
とうていわかりえないものなのだと実感した。
日ごろの取材姿勢を省みる機会にもなった。




『自分たちでマンションを建ててみた。~下北沢コーポラティブハウス物語』

『自分たちでマンションを建ててみた。~下北沢コーポラティブハウス物語』(河出書房新社)

装丁   渡辺浩美
イラスト 伊東道子
写真   編集部
編集   西口徹


居住者で土地を共同購入。
建設組合を結成して、建築家とともに、
一戸ずつそれぞれ自由な間取り・設計でつくる集合住宅が完成するまでの体験記。
よぶんなコストをおさえた低価格・自由設計も魅力だけれど、
私はこの住まいのコミュニテイ、
「長屋的感覚」こそがじつは大きな魅力だったのだと、
建てたあとで気づいた──。


【制作こぼれ話】
比較するほどたくさん著書や共著があるわけではないが、新聞・テレビ・雑誌等で、一番取材の多かったのが本書。
最初はいろんな取材に答えていたが、悪いところだけを強調して報道されるなど、予想外の苦い経験も・・・。
マスの力は怖いなと、あらためて実感した。
「この本を読んで、コーポラティブハウスの入居を決めた」という方の話をいくつか聞くと、
少しは役に立てたのかなと嬉しくなる。
今でも、コーポラティブハウスは、土地が安くないこの国の住環境を変える切り札だと私は信じている──。




『センス・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社) 

『センス・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社) 

装丁 下山ワタル
写真 安部まゆみ、野寺治孝
編集 熊谷美智世
イラスト 北村範史、伊藤絵里子


壊れたら直す。なかったら作る。
ブランドや情報に振り回されることなく
自分のものさしで生きる人たちの生活の思想を描きたかった


【内容】
源七さん(革もの作家)、ジャンク・スピリッツ・ロード(本郷6丁目界隈)、神社の古道具市ほか

【制作こぼれ話】
7月、10月、12月と続くジャンクシリーズ3部作の第1弾。
リトルマガジンではなく、書籍としてとりくんだ。
小さな本だが、こめた想いは熱い。
取材しながら気づいたのは、たくさん作ってたくさん消費する社会へのしなやかな反骨である。
そして、取材するだれもが、食べることをおろそかにしていないことに驚いた。
木の匙を13年作り続けている夫妻には、働くことの意味を学んだ。
学びの連続だった取材がひとりでも多くの方に伝わってほしいと、
それだけを願って、編集者と二人三脚で半年間没頭した。
濃い時間であった。




『かみさま』(ポプラ社)

『かみさま』(ポプラ社)

装丁 横須賀拓
写真 小林キユウ
編集 鎌田怜子


紙と人の心を結ぶ絆の物語を書きたかったー。


【内容】
(登場人物・かみさま)
山櫻、越前生漉奉書、すみれ洋裁店、佐藤柚香、三木重人、
井上明久、高濱浩子、水野学、大口善介、ゼンマイカムパニー、
ランドスケーププロダクツ、みつ、ちはる、渡辺ゆき、柑、
佐藤克裕、アコ、グッドデザインカンパニー、菊地敦己、
守先正、小林キユウ、青木隼人、ナノグラフィカ、高井綾子、
美篶堂、世田谷区立代沢小学校の学級新聞、RARI YOSHIO、
飯田安国、嶋浩一郎、平野甲賀、田中一光(登場順)


(コラム)
古書日月道、山下印刷、はいばら、おみくじは誰がデザインしているのか、牛乳のふたの秘密ほか


【制作こぼれ話】
全精力をつぎこんだので、しばらくは燃え尽きた感がまとわりついていた。
これまで書籍は、編集者に併走してもらいつつも、
「書くときはひとり」という孤独感があったが、
これほど編集者と一緒にゼロから作り上げた印象の強い仕事はない。
発売の時は、ああもう手を放れてしまうのだなあ、
この本について意見を戦わせる相手がいなくなるのだなあという一抹の寂しささえ感じた。
造本設計という言葉をとても意識させられた本。たくさんの人のお世話になった。




『ジャンク・スタイル』(平凡社)

『ジャンク・スタイル』(平凡社)

装丁 レイアウト 熊谷智子
写真 小畑雄嗣・安部まゆみ・松永学
編集 清水壽明


出自やブランドという記号ではなく、「自分のものさし」、自分独自の審美眼を
持った12人のライフスタイルとプライベート空間を取材した。


【制作こぼれ話】
最初は、いろんな媒体などをみて、気になる人々を取材対象に挙げてい。
だが、ロケハンに行くと、どうも、何かが、少し違う・・・。そこで取材方法を軌道修正。
取材した人から「あなたが素敵だと思うお友だちをご紹介してください」という方式に替えたら、
これが大正解。やっぱり素敵な人には、感性をインスパイアされるような
素敵な友がいるのだな、と再確認。
この方法は、果てしなく時間がかかるけれど、
一番確実に自分の求めるコンセプトに近い人に出会える方法ではないかと思っている。







『ジャンク・ウエア』(平凡社)

『ジャンク・ウエア』(平凡社)

共著 ふたつ星文庫(大平一枝、さとうあとり)
装丁 熊谷智子
写真 中川彰、川村法子
編集 清水壽明


パイレックス、ヘーゼル・アトラス、フェデラル・グラスのガラスウエアを
「生活者の目線」で紹介。
ファイヤーキングの陰に隠れたこのかわいい器達に、
日の目を当ててあげたいという一心で、編集・執筆した。
使ってこそ楽しいアメリカンジャンクの魅力が伝われば幸いである。


【本書あとがきより】
この本を作りながら、タイムマシンに乗って、
20世紀をひとっ飛びしてきたような気がする。
家の明かりが温かく輝いていた、夢一杯の生活史。
アメリカン・ジャンクはそんな時代のシンボルだ。


あるモノを見た瞬間、なぜか引き付けられる。ノスタルジーが胸の奥で
小さな炎をちらつかせる感じ。
忘れていた過去の小さな思い出が、ふいに脳裏に浮かび上がる。
アメリカンコレクタブルズの器は、
丈夫で安くてキレイで夢がある、大衆食器だった。
20世紀、大衆の暮らしがこれからどんどん豊かになるという夢にあふれていた頃に、
一般大衆の生活を、おしなべて豊かにするために生まれてきたものたち。
だから、どの家にもあった。
おばあちゃんも、お母さんも、隣のおばちゃんも、みんな持っていた。
新しいモデルが生まれると、ありふれたモノたちは輝きを失い、
倉庫の奥にしまいこまれる。
それが今、ガレージセールやフリーマーケット、アンティークモールの一角で
再会する、パイレックスやその仲間達だ。


毎日汚して、洗ってまた使われてきたものたち。
バックスタンプがすり減り、表面に小さな傷をのこしたこの器たちは、
使いしてのモノなんかとは全く
違う精神から生まれてきた商品だ。
だから今もこんなに沢山残っているし、ちゃんと使える。
何より、アメリカが輝いていた時代の夢と希望がたくさん詰まっている。




『見えなくても、きこえなくても。~光と音を持たない妻と育んだ絆』

『見えなくても、きこえなくても。~光と音を持たない妻と育んだ絆』 (主婦と生活社)

装丁 守先正
写真 安部まゆみ
編集 寺田文一


全盲ろう者の久代さんと、自給自足生活を営む健聴者の好彦さん。
ふたりは40代の終わりに知りあい、恋に墜ちた。
絶望の淵からはいあがり、京都の盲ろう者の希望的存在となった妻と。彼女を陰で支える夫の心の絆、
そして丹後の四季を描いたノンフィクション。


【執筆こぼれ話】
京都、丹後半島の奥地で自給自足をする梅木好彦さんのもとへ嫁いだ花嫁は、
全盲ろう者の久代さん。
40代の終わりに知り合ったふたりは恋に墜ち、結婚をした。
笑いの絶えないふたりの壮絶な過去と、
けしておとぎ話ではない山のなかの自給自足生活、
ある壮大な夢を実現してしまった今、そして未来を綴った。


指をつないでコミュニケーションをする触手話の存在を、この時初めて知った。
ふたりのそばにいると、静かで言葉こそきこえないが、
あたたかで楽しげな空気に包まれる。
つねに笑い声が絶えず、指の小さな動きで相手の心をはかる触手話が
魔法の言語のようにみえた。


片道10時間の取材の道中はカメラマンの安部まゆみと、ずっと人生を語り合った。
暑い夏は、過疎の集落の梅木邸前のあぜ道で昼寝。
何年も宿泊者がいないという町の公民館を借りたことも。
食事はもちろん自炊。
一宿一飯の恩義にあずかった集落の人とは今も交流が続いている。
思いがけず、3年もかかってしまったが
私にとって忘れられない、思い入れ深い作品になっている。




○Amazon kindle(電子書籍版)

○楽天kobo(電子書籍版)

『世界でたったひとつのわが家』

『世界でたったひとつのわが家』(講談社)

装丁・ブックデザイン 坂川栄治・田中久子(坂川事務所)
イラスト 牧野伊三夫
編集 篠原由紀子


傘立てのスペース、パソコンのコードの束、
物干し竿の高さ・・・
そういうささいな暮らしの隅っこに、
案外、快適の「核心」が
潜んでいたりするのではあるまいか。
~はじめにより~


【執筆こぼれ話】
11年続いたアサヒコム『小さな家の生活日記』連載を大幅に加筆修正したもの。
「本に」とご連絡をいただいてから、1年7ヶ月がかかった。
いわゆる「実用」と「エッセイ」のはざまで、編集者も私も揺れに揺れた。


建築家や収納カウンセラーや住宅雑誌が言ってくれなかった、
生活目線での「家作り」のツボとコツを書いた。
住んでみたら、パソコンコードのたこ足配線は今にも出火しそうだし、
ほんの少しの予算を削ったばかりに、お香を置く場所がなく、床に置いている。
ちょっとした無意味な棚があればよかったなあ、
床暖房の敷設スペースはもっと考えればよかったなあなど、
これから家を建てる人に役立つような私の失敗も書いてみた。
そして、家という箱を作ることは、
これからの人生を考えることなのだなあということや、
ご近所さんとのつき合いの愉しみについてもまとめた。


書き下ろしよりはるかにしんどかったというのが本音である。
牧野さんの絵が、私の拙い文章を支えてくださった。
帯や見返しのコピーを編集者と一緒に一言一句、納得しあいながら作った。
編集者と併走している感が心地よかった。




届かなかった手紙 〜原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び〜『あの人の宝物 ~人生の起点となった大切なもの。16の物語~』(誠文堂新光社)男と女の台所(平凡社)『紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語』(誠文堂新光社)『東京の台所』(平凡社)『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ
~漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品~』(誠文堂新光社)『昭和ことば辞典  おい、羊羹とお茶もっといで!』(ポプラ社)『もう、ビニール傘は買わない。~暮らしと自分を変える60の習慣~』(平凡社)『日曜日のアイデア帖~ちょっと昔の暮らしで楽しむ十二か月』『おかあさんのおべんとう~母弁~』(主婦と生活社)『とっても心地いい!シンプルひとり暮らし』(すばる舎)『ジャンク・スタイル・キッチン』(風土社)『スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社)『自分たちでマンションを建ててみた。~下北沢コーポラティブハウス物語』『センス・オブ・ジャンク・スタイル』(風土社) 『かみさま』(ポプラ社)『ジャンク・スタイル』(平凡社)『ジャンク・ウエア』(平凡社)『見えなくても、きこえなくても。~光と音を持たない妻と育んだ絆』『世界でたったひとつのわが家』