アンソロジーに。

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アンソロジー 『片づけたい (暮らしの文藝)』(河出書房新社)に、
もう、ビニール傘は買わない。から、一編を収めた本が出ました。

本書は、『片付ける』ということをテーマに書いた32人の随筆を集めたエッセイ集である。
幸田文、澁澤龍彦、向田邦子……。敬愛する書き手の末席に、まさか自分の作品を並べてもらう日が来るとは、感無量だ。生きててよかったとさえ。もっとがんばろう。

そして次の矢。

なかなか第二志望を決めない高3娘にやきもきしすぎて、二人で買い物をしていて
ドラッグストアで
「そうだ、滑り止め買おう」と叫んでしまった。
「ママ、日焼け止めだから」。

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そんなことを言いながら娘と買い物をした下北沢の夕暮れ。どんな色を混ぜたらこの色になるんだろう。

巣立ち。

息子、小学生の頃からの夢だった職場に内定いただく。
今時の就活は、4次試験だろうが5次だろうが、その日の夜にはメールが来るのだな。
最終面接の前の日は、小学校からの卒業文集を読み返していたらしい。小中高とずっとその夢のことを書いていた。
それを聞き、「この文集全部持ってって、面接官に見せな!!!受かるかもしれないよっ」と
面接の朝に、騒ぎ立てたら
心底うざそうに
「そういう小手先のアドバイス、マジいらねーから」。

夜、内定の報をきき、すでに大酒を食らっていた私は、おいおい泣きながら、気づいたらお腹を出したまま大の字で寝ていた。

私の知らない国に住むことも避けられない仕事で
ああ、遠くに行ってしまうのだなあ、
今日が本当の巣立ちなのだなあと思う。
カウントでは6日間で就活は終わったが
振り返ると、付属の大学に進まぬことを選んだ6年前から
彼の就活は始まっていた気がする。短いようで長い。長いようで短い、この子育ての日々。

IMG_2328 内定決定の夜、編集女子と谷中の絶品割烹料理で痛飲。この最強に狭い路地の向こうに、秘密の店に続く階段が。
息子はひとり、【千鳥】のDVDを見ながら、内定の電話を待ったとのこと。母、べろんべろんで帰宅、号泣後、リビングで大の字。

離婚のち晴れ

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朝日新聞デジタル &w 連載『東京の台所』 離婚のち晴れ。階段下の納戸が大変身です。

ビフォーアフター

息子、1年のイギリス交換留学から帰国。来週から就活である。彼女と夫と羽田に迎えに行くと、幾分痩せた息子が
到着口から現れる。
英語と料理の腕が上がったようだ。
と、頭頂部をみると、あきらかに劇的に、留学前より薄くなっている。
「イギリスの硬水のせいだ」と言い張るのだが・・・。
帰宅後、お土産話もそこそこに、こっそり「はげ 硬水 サプリ」を検索する母であった。
こんな劇的アフターは、せつない。

地味で小さくて郊外で静かだった母校が、海の王子でいきなり校門にマスコミがわんさかいると驚いていた。留学前にはない光景。それもある意味、ビフォーアフター。

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