TPO

今月後半から自宅で実行予定の断食の打ち合わせを
近江屋洋菓子店でやった。私はいちじくのタルト、彼女はショートケーキ。ふたりで
モンブランをシェア。ジュース飲み放題。
お腹パンパン&たぷたぷで、そもそも打ち合わせのテーマと場所が合っていないと
あとできづいた。断食、成功しない気がしてしょうがない。

塵もつもれば。

「あんたさ、ボディウォッシュ、2プッシュしてるよね。1プッシュで十分泡立つから。家族一人欠けたのに、ボディウォッシュの減り方が変わらないからおかしいなーって思ってたの」
「あ、それから、トイレで小なのに大の水栓レバー引くのやめてね。水がもったいないから」
娘に注意すると、じーっと黙って聞いていたあと、右口角だけ上げて悪い政治家みたいな半笑いの顔で
「重箱の隅みたいな話はもういいかな、それくらいで」
と静かに言われた。

まだ、
刺し身1枚食べるだけなのに、小皿にどぼどぼ醤油入れるのやめなと、言おうとしたのに。キーッ。

なんて色だ!

生まれて初めて、ホットケーキをきつね色に焼くことができた。
その辺の安いフライパンだが、火加減だけ丁寧に見ていたら
こんがりと。
いままで、なんて雑に焼いていたんだろう。
不在の息子には悪いが、子どもがひとり欠けると、なんというか、心にちょっと余裕ができる。細かいところにこだわる時間を持てる。
すまなかったな、今まで焦げ焦げで、と一応英国に向かって手を合わせてみる。

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(写真)
「生乳で作ったバター」(生活クラブ)が、今まで食べたバターの中でベスト3に入るおいしさ。沖縄の島マース入りで、塩加減とコクの塩梅がいい。

わけありの台所

わけあって、知己のホームレスの方の台所に三度めの来訪。
なにしろ住所がないので、記憶がたより。
何軒か、同様の人々の家を訪ね「こういうかた、知りませんか」とデカのように
聞いて歩いて、やっとたどりついた。
この方の住まいも、敷地も、こういう言い方が正しいのかどうかわからないが
ザ・美しいのである。

連絡方法がないのでゲラを届けにまた行かねばならないのが難点。

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img_3135 (写真)
ニラの畑。化学肥料を使わずトマトや唐辛子を育てている。いわばオーガニック。

母の16年

朝日新聞デジタル&w 連載『東京の台所』第130回更新。
丁寧に暮らせない自分を責めたお母さんの16年間とは。

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