悔いはない

杉本博司展『ロスト・ヒューマン』で写真美術館へ。
理解を超えたところにきっと美があるので、一生懸命理解をしようとしないでいいのだなと途中から思い始めた。
本日、都民の日で無料。海外の若者もたくさんいて、一生懸命メモをとったり、キャプションに見入ったり。
杉本さんの偉大さをこういうところで知る。
写真美術館は派手ではないが、間違いなく東京都の宝だ。
オリンピックをやるより、こういうものにお金をかけるほうがずっとCOOLなのにな。

かき氷好きなのに今年はあまり食べていないことに気づき
季節外れのそれを次々と。
今夏、一番印象に残ったのは、銀座のバー、るぷりんの巨峰のかき氷、1800円。
天然氷、二人で食べるのがやっとの大きさで値段に悔しさを感じない濃厚風味。
かき氷はほかにトマト、桃のコンポートなどがあった。
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食わず嫌いはだめ

『シン・ゴジラ』。ヒットしているものには意地を張って目を背けていたが、あまりに観た人観た人、端から感激しているので意を決した。
なんで敬遠していたかなあというくらい、すばらしい作品だった。ゴジラという放射能の落とし子を通して社会を描いている。安保や集団的自衛権の本質もしっかり描いている。まっこうからエンタテイメントという形でポリティカルなものを描こうとする作り手の姿勢が、ストレートに胸に刺さる。セリフがあまりに早口なので、もう一度観たくなる。映画館にしか似合わない、テレビ画面では到底迫力が伝わらない稀有な作品だった。

旅立ちの朝

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 朝10時の便でイギリスに発つ息子を送りに羽田へ。武蔵境からサッカー部の同期が3名レンタカーを借りて見送りに来てくれた。台風でなければ自転車で来ようとしたという。 
 本当はもうひとりいて、その子の家にみんなで泊まり込みで今日の見送りに備えたのに、息子の便の出発時刻が台風のために2時間延び、彼はバイトで来れなくなったそうな。
 ガールフレンドも、インターンの時間をやりくりしてかけつけてくれた。なんだかなにもかもが青春だなあと、おばさんはただただ目頭が熱くなるばかりであった。
 別れ際はもっと寂しさがこみあげるかと思っていたが、それより痛感したのは、ああ自分の母も私が長野から愛知に進学したとき、こういう気持だったんだろうなあということだ。どれほど寂しく心配だったことだろう。親の愛情というのはこうやって受け継がれていくんだな。ありがたいと気づいたときにギリギリ親が元気でいてくれることに感謝せねば。
 息子が発った後、見送りの子の一人が言った。「あいつがいなくても、また肉の会してください」。別の子がさらに言う。「試合にも見に来てください」。
 あったりまえじゃーん、と返した。今日という日を私はずっと忘れないだろうと思った。

(写真)
先日の公式試合で、息子のユニフォームがベンチに掲げられていたと、後輩のお母さんから写メが届いた。そこに息子がいるようで、胸がいっぱいになった。

見送りに来てくれた子の田舎の親御さんが、全く連絡してこない息子の動向を、私のブログで知って楽しみにしているそうなので大きく載せてみる。

折々のことば

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11日付けの朝日新聞朝刊 折々のことば に郡美矢さんの言葉が紹介されています。

「激しく大きく強い言葉は人の心に届かない。
大事なことこそ、穏やかな抑え気味の声で話しましょう」と
教えてくださったろうの牧師、郡さん。
1年かけてお手伝いした本あなたは見えないところで愛されている』(KADOKAWA)の一節がとりあげられました。

ゆく夏

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今年一番良く作ったのは、プチトマトのマリネとなすのナムルだ。15年来、隔週で取り寄せているほりぐち農園からトマトとナスが毎回送られてくるのに加え、家庭菜園をしている実家からもわんさかやってくるので、とにかくトマトな湯剥きし、ナスは茹でまくる。結局シンプルな料理に行き着くのだなあ。というほど凝った料理をしていないのだけど。

息子留学まであと数日。そんなに友達いたかと言うほど毎日会いまくっている。ネットで世界は近くなった気がするが、まだまだ遠いのだな。

(写真)
水曜日のカンパネラ ライブへ。夜の遊園地のようだった。初の野外ワンマンとのことだが、驚くような貫禄。

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