おうち上映会

”家族”を考える連載「令和・かぞくの肖像」を始めるにあたり、ぜひと勧められた映画を見た。『かぞくへ』(春本雄二郎監督)。クラウドファンディングで作られた作品だそう。知人宅上映会で、数人で観たが、それぞれ受け取り方が違う。

私は、愛はすぐそこにあるんだよ、と教えられた気がした。地味だけど、滋味あふれる良作である。

鑑賞後は、楽しいメンズたちが料理を作ってくれた。薬味カレー、高野豆腐のヨーグルトソースディップ、野菜のクレイジーソルトグリル。私は香草サラダと自家製パテ(プレーンと、柚子胡椒味)を差し入れ。

帰宅したら開口一番、「あーたのしかったー」と声が漏れた。こんな言葉が漏れるのは、小学生以来か。

令和・かぞくの肖像

『OIL MAGAZINE 』創刊。CLASKAが1年がかりで準備したウエブマガジン。

4組のさまざまなかたちの「かぞく」を半年ごとに定点観測する新連載『令和・かぞくの肖像』書いています。

撮影は、セクシーな女の子も嵐もロッカーも。誰を撮っても社会がちゃんと写っている。写真家、笠井爾示さんです。

第1回「いないけど、いる。いるけど、いない 」蛭海家の場合

撮影/笠井爾示

文/大平一枝

(抜粋)

母撮り

娘の成人式、前撮り。



ライターの先輩の着物を借り。

帯は友達のりえちゃんのお母さんのもの。

アンティークボタンとビーズのヘアアクセもりえちゃんの手作り。

ヘアメイクと着付も知り合いで。



撮影は、スタジオを借りず

よく遊んだ公園や神社、通学路、下北沢の街中でおかんの私が撮った。

みんなのおかげで、シンプルでサイコーの手作り成人式になったと思う。



カツベン!

周防正之監督 最新作「カツベン!」

12月13日公開です。

オーディションで勝ち取った主役は成田凌さん。繊細で魂がこもった演技にしびれます。

悪役の井上真央さん、コミカルな竹野内豊さんの、他のどこでも見たことのないお芝居も見どころの一つ。

何秒か流れるだけの劇中無声映画まで、錚々たる役者さんを使って全てオリジナルで撮影。

一つの街を作り上げたオープンセットも壮大。

ストーリーの企みが重層的。最後まで、大どんでんが続きます。

ああ、もう言い切れませんが

「カツベン!」、私は周防監督作品の中で一番好きです。

マスコミ試写が満席で椅子が足りないという現象も初めて見ました。

(家人.プロデューサーしています。手前味噌ですが、このレビューはガチのガチ)

ものすごく映画のいいところが全部つまったいる映画です。

みなさま、お正月までタイトル覚えておいてください!!むちゃくちゃおもろい活動弁士のお話です。